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AEONS IN TECTONIC INTERMENT (2015年)
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AEONS IN TECTONIC INTERMENT
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解説 - AEONS IN TECTONIC INTERMENT
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1. kamiko! ★★★ (2020-06-06 20:38:16)

フィンランド産フューネラルドゥーム2015年作
前作から10年のスパンがあるので、もはや活動していないのかと思っていたが、2作目が発売されていたことを知り2年前にゲット。
フューネラルドゥームバンドの中でも屈指の重さ、曲展開のような茶目っ気など無視した単調さ、全く救いのナイ暗黒空間が特徴で
前作の延長上の音楽性ながら、更に音質が向上してホンモノ感が増した印象だ。フィンランド産はこういうコアな音が結構多い。
延々と禍々しい歪んだギターとハウリングが織りなす暗黒空間が続き、超スローで、巨大なハンマーで叩きつけるようなヘヴィなドラム
旋律というよりは一撃必殺のダウンストロークで圧死させるようなギター、終始ケモノのように唸るデスヴォイス、とにかく救いがナイ音だ。
もはやフューネラルドゥームフリーク以外のリスナーには、コレの何が一体面白いのかと思うかも知れない。
この苦行を堪能するということは、もはや修行だ。相当なマゾ体質でないとコレはなかなか厳しい内容だが、この真性さは素晴らしい。
普段ミディアムボディのライトな安ワインを飲んでても、たまに度数の高いガツンとくるやや高額なフルボディワインが欲しくなるのと同じで
たまーにガッツリとこういう音が欲しくなる、毎日はしんどいので、ホントにたまに聴く。ボクはそういう楽しみ方で聴いている。
とにかくヘヴィで禍々しい音を求めるコアなリスナーには、どストライクかも知れない。



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