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ペイン・フォー・ザ・プレジャー (2006年)
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ペイン・フォー・ザ・プレジャー
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解説 - ペイン・フォー・ザ・プレジャー
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1. 失恋船長 ★★★ (2020-08-30 20:01:56)

KINGレコードから晴れてメジャーデビューを果たすも短命に終わりバンドは一旦解散。プレインである中村達也はキーボードの井上とREDRISEを結成、イケメンヴォーカルを迎え入れ活動するも、BLINDMANのような魅力を持ち合わせてはいなかった。単純に音楽性云々よりも、歌い手の表現力不足に尽きるのだが、そんな頭打ちの中で中村達也が再度バンド活動に向け尽力、高谷アニー学も戻り盤石の態勢で2006年にバンドは再始動アルバムをリリース。ファンとしては待ち望んでい元の鞘に収まってくれた事に素直に歓喜したい。

中村達也の魂を紡ぐハートフルメロディ、高谷のハスキーなエモーショナルヴォイスがあれば、このバンドは成立することを証明、また、この二人に存在するマジック、この二人だからこそ感じさせる風格、その圧倒的な存在感のおかげで日本版WHITESNAKEと呼んでも大げさではない、芯の太い古典ロックのカッコよさに身震いさせられる。

特筆すべきは中村のソングライティング力、耳を惹くフック満載のメロディ、そして一音一音に込められたエモーション、無駄のない音選びとフレージングの上手さに、改めて舌を巻きました。古臭いだけではないブルージーな本格派ハードサウンドの旨味、その至高のサウンドに必要不可欠なのは高谷の唄なのだろうが、多くのファンが待ち望んでいたスタイルに落ち着いたことでバンドは新たなる求心力を身に着けたことになったはずである。
良くも悪くも、このバンドらしい音に収まった。それらを進歩がないと感じるのか、安定の定番と感じるかで評価も分かれるのだが、どう見ても志半ばで解散した印象しかないバンドが、早めに復帰したのは本当に嬉しかった。ブランクも感じないし、全てが好転している、そんな思いが一番強いアルバムである。



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