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I, GVILT BEARER
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解説 - I, GVILT BEARER
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2015-12-02 12:26:07)

2012年発表の1st。

音的にはポスト/アトモスフェリックブラックをめっちゃカオスにした感じ…でしょうか。ブラック特有のノイジーなギターリフを活用し、一つの情景を描いていくような作風自体はこの系統という感じですが、リフにはスラッジ的などす黒い熱量の高さがありますし、ヴォーカルも野太い声質でハードコアにも通じる地声混じりの苦悶絶叫スタイルで、この手としては異例なほど混沌とした音。路線は全く違えど、ANAAL NATHRAKHにも通じる地獄絵図なムード。

メロディやリフ捌きもかなりカオティックで、聴いていると常に緊張を強いられているような感じ。この手のポストブラックって、バンドが描こうとする情景に共感する事で、ある意味安らげたりしますが、この作品の世界観はどこを探しても精神の安息など見付からなそうです。この精神がヒリつくようなムード、リフのスラッジ的なノイジーさと物凄く相性が良いんですよね。良い意味で中途半端さがなく、気に入る人は心底気に入りそう。

路線としてはREGARDE LES HOMME TOMBREやTHE GREAT OLD ONESなど、Les Actuers L’Ombre勢なんかが好きな人は気に入りそう…と思いますが、こちらの方がより人を寄せ付けない感じ。そういえば、最新作は未聴ですが、Season of Mistからのリリースだとか。何気に出世頭のバンドなのかもしれません。



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