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NEMESIS (2013年)
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NEMESIS
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解説 - NEMESIS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ヤングラジオ ★★★ (2013-02-20 18:06:57)

今だから言うけど、僕にとってアルバム「POLARIS」は、楽曲的にはツギハギだらけという印象で、メインのソングライターを失ったダメージの大きさが、強烈に印象に残る作品であった。
だけど、裏を返せば、メンバーの必死さが伝わる内容で、何とかバンドを存続させたいという強い思いが、僕には痛いくらいに伝わってくる作品だった。
だから、彼らを応援したいという気持ちになった。

そして、前作「ELYSIUM」は楽曲的には完全復活という内容で、マティアスを獲得できた事が、運命的とも言える程の効果をもたらした作品となった。
今後このバランスさえ崩れなければ、彼らの将来は安泰であると言い切れる程の楽曲の充実度があった。

さて、この新作、かなりの違和感がある。
前作を聞いたファンで、この作風を予想できた人は居ないのではないかと言えるぐらいに、モデルチェンジをしている。
先ず全体の印象としては、トルキ在籍時の全盛期のような力強さが復活している。
前作にあった、作品全体の統一性という要素は若干減少したけれど、それを補って余りある新たな魅力が加わり、1曲1曲の聴き応えという点では、過去最高のレベルまで達している。
楽曲は、単純には流れない。
どこかにひねりが加わっていて、ある意味先が読めないワクワク感が持続するのである。

今までの自分達のスタイルを維持する事よりも、新たな自分達への挑戦的意識がそれをはるかに上回るという、ある意味アーティストのとって理想的な姿が、ここにある。

これは、いい。
STRATOVARIUSというバンドの、存在価値を高める作品である。
V字回復と呼べる成長具合で、タイトさとヘヴィさの復活は嬉しい誤算でもある。
予想を遥かに上回る、充実度である。




2. Jpmagtma ★★★ (2013-02-27 02:40:29)

Stratovariusがまたひと回り大きくなった。Polarisではバンドが死の淵から脱出したことを宣言し、Elysiumはプログレッシブな要素を盛り込み新境地を目指したものだったが、今回のNemesisは彼らが過去の栄光を取り戻したことを示すのに十分な作品となった。
ギターや新ドラムはよりテクニカル&アグレッシブで、バックの安定感が増すとともに、キーボードの冒険的なアレンジが楽曲に新鮮で多彩な表情を与えている。
ボーカルは高音を引き換えに表現力を得、他方随所で大胆なクワイアが導入され、よりいっそう盛大に盛り上がる。
作り込まれた楽曲群は、起伏に満ちた展開を広げているが、キャッチーさやシンプルさは決して失われておらず、耳馴染みが良い。
多様な曲が並び、繰返し聴けば聴くほど味が増していく。
トルキが脱退してから3作目、従来の即効性のあるメロディーは後退したが、代わりに、今までのバンドが持ち得なかったような洗練、多様性、スケール感を手に入れた、非常に完成度の高い作品である。



3. Arsenal / Gunners ★★★ (2013-02-27 18:50:08)

キラキラ・キーボードは抑え目になりましたが、その分ヘヴィな作風になりましたね 前作は殆んど聴いていないので比較は出来ませんが、今回は10分を超えるような大作はありませんので安心??して聴けます。 それとバラエティに富みつつ比較的コンパクトで粒ぞろいな楽曲が揃えられている天も評価できるのではないでしょうか。。 
それが最後まで飽きることなく続く内容となりましたのでおススメ度は高いです 
VISIONSやEPISODE、INFINITEみたいなアプローチとは違いますので、それを期待するとスカされます。




4. lewy ★★★ (2013-03-02 13:57:39)

HELLOWEENの新譜と同時期にリリースされたのはなかなか興味深い
かつてフォロワーと言われたSTRATOVARIUSも、今や完全にオリジナリティを確立してるのが分かる
共通してるのは「メロディアス」という一言か
北欧ならではのヒンヤリ感に、妙に人懐っこいコティペルトのボーカルが乗っっかるのは従来通りだが、今回はさらにデジタル的なサウンドを強めに出してきている
それが疾走感につながっているので聴いてて気持ちいい

そういえばドラマー以外全員が曲を書いてることもHELLOWEENとの共通項だが、曲調にバラエティが出ていいね



5. ハルディン ★★★ (2013-06-05 22:54:03)

新生STRATOVARIUSによる第3弾。トルキ時代とは違うより洗練されたメロディックパワーメタルを聴かせるのは前2作と同様だが、テクニカルさはそのままに一層メロディが劇的になっていて過去作に匹敵するほどに充実。イェンスのKeyに変化が見られ、トランスっぽいピコピコした近未来チックな音(ブラステやアマランスあたりに近い雰囲気)がとても新鮮。ボートラの9を除きかつての2バスドコドコの疾走曲はほぼ消滅したものの、特に不満に感じない。国内盤のリミテッドエディションはボートラがさらに2曲追加され、それらも本編に入れても違和感ナシの良い曲だ。

脱退した親方の代わりを務める新ドラマーは25歳の若手実力派のロルフ・ピルヴ(STATUS MINOR、etc)で、なかなかテクニカルなプレイを見せる。それにしてもこのバンド、どんどん若返っていくような・・・。




6. katsubou ★★★ (2015-03-24 13:57:01)

同バンドのファンって事もありましたが、個人的に2013年のベストアルバムで2013年に一番聴いたアルバムです。

大作の「CASTLES IN THE AIR」も良いですが、メロディアスの王道「UNBREAKABLE」や「FANTASY」も良いです。

力強くなったSTRATOVARIUSの作品、買って損は無いです。



7. うにぶ ★★★ (2017-01-15 00:11:30)

この変身っぷりは完全に予想以上です。いやー、びっくりしました。
皆さんおっしゃってますが、イェンスのキーボードの音づくりの変化とメロディの良さが、バンドに新風をもたらしています。
デジタル感は彩りを添える程度に抑え、必要以上にピコピコせず、曲自体のキャッチーさで勝負しているところも見事です。
力みの抜けた声で歌い上げるコティペルトがまた、この音楽性にぴったり。さわやかだなー。
曲調の広がりがそのままプラスになっていて、飽きさせません。ミドル・テンポの曲のメロディが良いですね。
こういう挑戦は大歓迎!
STRATOVARIUSというバンドが改めて好きになりました。名盤です。




8. メイズ3 ★★★ (2017-06-04 14:58:13)

自分はPretty Maidsをよく聞くのですが、
このアルバムはSTRATOVARIUSの良さにPretty Maidsエキスが若干混ざったような感じがして
とても心地よく聞くことができます。


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