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FLAMES EVERYWHERE (2007年)
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FLAMES EVERYWHERE
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解説 - FLAMES EVERYWHERE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2015-09-11 22:50:46)

2007年発表の2nd。

一言で言うならば、オペラティックであることを最重視した、個性派シンフォニックブラック…という感じでしょうか。ただ美しく煌びやかなだけではない、奇術的なメロディ、シンフォニックであるのみならず、インダストリアル要素も取り入れた作風で、まるでダークな戯曲を見せるように劇的に展開する、変り種かつ丁寧に練りこまれた展開で聴かせる音。十把一絡げに出来ないような個性を持った音で、楽曲のレベルもかなり高いのではないでしょうか。

ただ、メジャーなバンドと比較すると若干プロダクションの面で弱さを感じてしまうのと、ヴォーカルの独特な奇矯さが個人的には辛いものがありますね…。ただがなるだけではなく、ホーミーの真似事のような声を出したり、オペラの登場人物になり切ったように演技したりしながら歌いますが…なんか調子外れというか滑稽というか、どうも肯定的な感情を向けられないような声なんですよね…。挑戦的なのは良い事ですが、正直自己満足感を感じてしまいます。

という訳で、面白さはあるものの大っぴらにはお勧めできない作品。もう少しヴォーカルの表現力がやりたい事に追いついていれば…。



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