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TEMPER TEMPER (2013年)
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TEMPER TEMPER
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解説 - TEMPER TEMPER
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ヤングラジオ ★★ (2013-02-09 18:45:58)

前作から、約3年ぶりの新作である。
個人的には、3rdより2nd、2ndより1stが好きである。

この新作、評価が非常に難しい。
楽曲自体は、前作よりも変化があって面白いと思う。
スピードを抑えめにして、空間やシンプルさを大事にした作風で、バンド自身が変化をつけようとした意図が伝わる内容に仕上がっている。
これを煮詰めすぎると、前作までの楽曲に近づいてしまうので、ある意味ラフさを残した楽曲には新鮮さがある。

でも........しかし、である。
僕は新作のポイントを、1stをいかに超えるのか.......それを、どうやって超えるのかに置いていた。
その為の大きなシフトチェンジは、あってもいいと思っていたし、フルモデルチェンジもOK!という認識だった。
結果としては、これでは全然足りない気がする。
確かに、楽曲には変化が付いてるけど、楽曲の幅がもう一つ広がっていないというか、バンド側の目標地点が何処にあるのかが、はっきり見えていない点は少し残念だった。
個人的にはドン・ギルモアは変更してもらいたかったし、楽曲の書けるプロデューサーを起用して、そういう部分からも刺激を受けて、もっと踏み込んだ作品にして欲しかった。

そうは言っても、楽曲の出来は良くて、このバンドの安定感はやはりトップクラスだと思う。
これが、もし他のバンドなら、間違いなく90点ぐらいは付けれる完成度である。

恐らく多くのファンが求める、アグレッシブさやヘヴィさは、もっとあってもいいのかなと思うし、それが足りないという点では、バンド側が損をしている気がする。
ファンの方は、どう評価するのだろう.......。
僕は期待感が半端ないから、やっぱり辛口になるかな。




2. Arsenal / Gunners ★★★ (2013-02-13 00:55:49)

前作から早くも3年 ソフトになりすぎ?て賛否両論だった前作から一変、メタルサウンド、生の音を重視したヘヴィなアルバムとなった印象 ボン・ジョビのようにロック・アイドルの王道を突き進むのだろうと思っていましたが、彼等には必要無いことが分かりました。 
③、⑧、⑫などは彼等の王道ともいうべきアグレッシブな構成 AC/DCのスタジオLIVEもok! 前作で嫌気をさして離れてしまったファンが戻るかもしれません 1500円で購入できますしお買い得




3. もぶるーるず ★★ (2013-02-26 17:58:09)

彼らには同じアルバムは作らない、というポリシーがあるみたいですね。基本路線は変わってないけど、かなりシンプルになった。僕は彼らにドラマティックさも求めているので、その点では少し不満。でも曲作りの才能は群を抜いている。若手(もう中堅?)の中では最も頼りになるメタルバンドという事実は動かない。気が早いが次はどんな作風でくるか楽しみ。



4. ヤングラジオ ★★ (2013-03-22 17:58:50)

新作「TEMPER TEMPER」は、予想通り従来のファンからは厳しい意見が多かった。
それは、ある程度マットは予想出来ていたのかも知れない。
BURRN!では、バンド側がアリーナ・ロック・バンドになりたいのだという見方をしていたけれど、もしそうなら、このやり方は間違っている気がする。

バンドがファンに媚びる必要性は、全く無い。
ファンが何を望んでいるかなんて、考えなくてもいい。
しかし、である。
確かに、彼らがこれまで出した4枚のアルバムの変遷を辿れば、そういう見方そのものは当たっている気がする。
だけど、僕はそれよりもマットは「BFMVらしさ」というものを、常に深く考えていた気がする。
「BFMVらしさの確立」に、かなり力点を置いてきた気がする。

しかし、この「らしさ」の捉え方というのは、実はやっかいで時にバンドが自分自身を苦しめる形になる。
BFMVを、唯一無二の存在に.......。
この考えが強すぎるのではないか、というのが僕の見方である。
どういう事かと言うと、これを強く考えすぎると、他のバンドとの差別化という部分にばかりに気がとられて、結果的に冒険する事が出来ずに、自分たちの殻に閉じこもってしまいがちになる。
流行りの要素を、無理して取り入れる必要性はないけど、オリジナリティーばかりに気がとられて、本当にやりたい事が出来ていないのではないだろうか。
また、湧いてくるアイデアを、らしさという視点から否定してはいないだろうか。
ジャンルという、どうでもいい事に拘り過ぎてはいないだろうか。

ファンとは、わがままであり、敏感である。
その楽曲、音楽性は好きでも、何かが違うという察知能力には優れたものがある。

1stは名作であった。
マットがこの1stを、どう捉えていたのか興味深い。
1stの楽曲には、妙な計算が無い。
2nd、3rd、4thと進むにつれ、何か計算めいた感覚が強くなっている事が、すごく残念である。
練り上げた結果という見方も出来るけど、それは同時に大事なものを置き去りにしてきているという見方も出来る。

やっぱり、新作からは爽快感を感じない。
何か歯切れが悪いのである。




5. 帰ってきたクーカイ ★★ (2013-04-01 18:23:19)

 うーん・・・。
 本作って、MEGADETHでいうと『RISK』みたいだよね・・・。
 悪くないどころか、むしろ好きなのだけれど、もう一歩及ばず、というか、あと一味!というか。
 私は、1stを「支持する」と言った人間だが、実は2ndを聴いて上記の感覚とは別の意味で、「ちょっと違うかな・・・」と思い、3rdはスルーしました。
 本作を聴いて、改めて1stも聴いたりしているのだけれど、何が一味足りないのだか、今一つ良くわからない。本作の楽曲は良い。1stより好きな部分も多い。ギターのエッジだって十分ある。ソロもピロピロいっている。ツインリードもあるね。でも、1stにあった何かが本作には感じられない。なんだろう。切迫感か?これで4作目なので、足りないのが「切迫感か?」などと言われても、バンドも困ってしまうのだろうが。
 もう少し聴き込めば多分もっと好きになると思う。最終的には1stより良くなる可能性もある。だが、多少なりとも聴き込みが必要なようでは、世界制覇は少し難しい。一発でガツッと、このバンドの良さがわかる楽曲が冒頭にあると良かったのにな、と思いました。




6. もぶるーるず ★★ (2013-04-06 10:48:21)

最近このサイト同じ人しか書き込んでない。それはともかく、聴き込むうちに評価は上がってきた。出だしの2曲とラスト2曲がやや落ちるかなぁというきがするが(ボーナストラックは除く)、彼らのスタイルの中で良い曲を書いている。今では1stの次に好きだ。でもこのアルバムを気に入らない人の気持ちもやっぱりわかる。次作風は誰をも黙らせるアルバムを作って下さい。



7. iaties ★★ (2013-04-14 00:10:18)

前作のメロディがしくっりこなかった自分にとっては結構好きな作品ではあります。
メロディも含めて曲のクオリティ自体はおしなべて高く全く問題がないと思いますし。
ちょっとダンサンブルな③は今までにない感じだし、シンプルな⑧なんかはライブ映えもいいしリードトラックになるのも良く分かる。④は個人的にかなり好きです。
ただグルーブ重視、ミッドテンポ主体をアルバム全体で押し通したせいか、各曲の差別化に乏しくメリハリに欠け大きな盛り上がりを迎える前に「あれ、もう終わり?」と聞くたびに感じるのも事実。
ぜいたくかもしれないし他のバンドを引き合いに出して申し訳ないが、この路線でいくなら「ENTER SANDMAN」,「DR.FEELGOOD」レベルの曲が必要な気がする・・・。



8. IWSK ★★ (2013-08-18 01:34:12)

これ結構レビューでたたかれているけど、そんなに悪いアルバムか?前作のようなキラーチューンは少ないが、アルバムを最初から最後まで通してみると意外といいよ。路線が外れてブレットらしくないわけではないし。



9. iced (2013-10-27 01:37:28)

このアルバムだけ何回聴いてもビビッとくるモノが無い。好きになれないし☆付けれない。
クオリティは低くない、それだけのアルバムだと思いました。




10. 正直者 (2018-07-07 23:22:18)

新世代メタルバンドとしてBURRN!誌でも大絶賛されたバンド。リンキン・パークのプロデューサー、ドン・ギルモアがいるのだからニューメタルからの影響が強いのは当たり前なのだが、それはさほど気にならず、むしろ初期の頃は○○の影響が強い曲も目立ったが、ここにきて個性を確立させてきたことの方が評価出来る。
でも純粋のメタルと呼びには抵抗がある。やはりメタルの影響を受けた別のジャンルの音楽だろう。
BURRN!の後押しは影響も大きく、今ではこれがメタルの基本になるらしい。そのおかげで益々世代間ギャップを生みだしたけどね。
あの雑誌の罪は大きいよ。まさかヨーロッパはもとよりアメリカでも豪華客船を借り切ったベテラン組のショーがうけるとは読めなかったのだろう。
これをメタルと呼ぶと読者は離れる。若者は最初から本は読まない。そもそも若い奴は、このバンドを古臭いメタルバンドと思って欲しくないからね。老若男女の橋渡し役になるほど新しくもないし魅力もなかった。
しかしBURRN!信者は軒並み大絶賛するバンドになるも今作のうけはイマイチだったことに驚かされる。しかし最新作よりは遥かにメタルだろう。でもあっちはうけてるって…んなアホな



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