この曲を聴け!
最近の発言
LIVE ACT II (火薬バカ一代)
ANTHOLOGY (失恋船長)
Danger (Tamasa)
STILL ALIVE (Tamasa)
Love Desire / Actor (Tamasa)
STREET ROCK'N ROLLER / ストリート・ロックンローラー (Tamasa)
ANGEL NUMBER (失恋船長)
Prisoner (失恋船長)
Actor (正直者)
Danger (正直者)
Actor (ナマレバ食いて~)
Love Desire / Actor (ナマレバ食いて~)
Danger (名無し)
Love Desire / Actor (失恋船長)
Actor (失恋船長)
STILL ALIVE (失恋船長)
Danger (失恋船長)
STREET ROCK'N ROLLER / ストリート・ロックンローラー (失恋船長)


MyPage

44 MAGNUM - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


LIVE ACT II

MARINO、RAJAS、X-RAY、MAKE-UP…次々にCDで復刻されるジャパニーズ・メタルの名盤を片っ端から買いまくっていた90年代。当然44 MAGNUMのカタログにも手を伸ばしたのですが、当時は「和製MOTLEY CRUE」との評判に対する先入観もあり、さして聴き込むことなくアルバムを手放してしまい、彼らのことを見直すのはもうしばらく経った後、このライブ盤を入手するまで掛かることになったという。
本作は'85年7月に渋谷公会堂にて行われた公演の模様を、LP時代は2枚組、全18曲というボリュームで収録した実況録音盤で、LPリリース時のD面にはロンドンのカムデンパレスで行われたライブ音源4曲も収録されていました。(CDではカット。現在は復活済み)
やたらフェードアウトが目立ったりと粗めの編集は多少気になるところではあるものの、HM時代を総括するかの如く初期3作から名曲を選りすぐったセットリストに加えて、MCからシャウトまで絶好調で飛ばしまくるポール(Vo)を筆頭に、上り調子のバンドの勢いを如実に反映した前のめりのパフォーマンス、それに「打てば響く」オーディエンスの熱狂的な反応までが揃えば、最早そんなことは枝葉末節。特に疾走感溢れる⑦、ハイテンションなコール&レスポンスが繰り広げられる⑨、一転してじっくりエモーションを吹き込む感動的な⑩、客席の合唱も取り込んで猛然と走り抜ける⑭といった、バンドと観客のエネルギーが真っ向ぶつかり合う名曲の盛り上がりは圧巻です。
勝手に想像してた軽薄さは皆無であり、寧ろパワーメタル顔負けの迫力に圧倒される1枚。下手なベスト盤に手を出すよりも本作を入門盤代わりにどうぞ。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-06-29 00:11:23)


ANTHOLOGY

オリジナルは1989年にリリースされたベスト。音楽性をダンサンブルなものに変貌して活動を続けるも、結局バンド運営は続かず、ドラムも宮脇が脱退を決め解散へと至るのですが、このベストアルバムは、マグナムのHM/HR時代にフォーカスを当てており、全13曲の内12曲はライブでも定番の代表曲ばかり、こぼれた曲はあれど、この一枚で十分にマグナムの音楽性を知ることが出来る仕様になっています。ちなみに13曲目は未発表曲となっていますが古くからのファンなら知っている人も多いでしょう。いずれにしろ、サプライズ的な曲も用意しアルバムをコンプリートしている人でも購買欲を駆り立てるような商売上手さがなんとも憎らしい。

個人的には、今でも定期的に手を出したくなる一枚であり、マグナムと言えば1stと同じくらい愛聴するアルバムです。とは言いつつもオリジナルアルバムを揃えている身としては断捨離なんですけどね。
こういうのを見るとすすまんのよ。CD文化を終わるから手放した方が良いのに、思い入れが足止めします。難しいねぇ。

失恋船長 ★★★ (2021-06-04 16:16:36)


Danger

83年といえば、86,7年にピークを迎える世界的なメタルブームが本格的に盛り上がってきた年。後に海外ではヒットチャートの上位をメタルバンドが占めるようになる訳だから、今からは想像もつかない程、爆発寸前の熱が渦巻いていた時期なのだ。ただ、日本の特殊な音楽事情の中では、最後までメタルはマイナーな存在のままだった。44マグナムは、後に嘲笑のニュアンスまで込められた所謂ジャパメタのイメージそのもの。時代を象徴するバンドであり、DANGERは象徴する1枚である。

ラウドネスが彗星のように現れた直後から、日本中でメタルバンドが雨後の筍状態で増殖を続けた。その中心は関西。物凄い熱だった。その中から選びに選ばれ、最も早くデビューを果たしたのがアースシェイカーと44MAGNUM。既にデビューするには十分すぎる力を溜めていただけに、デビューアルバムDANGERで44MAGNUMの魅力は完成していた。今聴けば音楽的にどうこう言うべき所はないかもしれないが、当時の(自分を含めて)メタルという新しい音楽の魅力に飢え、吸収しまくっていた少年たちにとっては、これがカッコいいのだと刷り込まれてしまっている。また、音の追求に皆が鎬を削る中、ド派手なビジュアルにも力を入れた最初のバンドでもあった。結果、それはXやビジュアル系を産むことになり、この点を見ても外タレに目を向けていたように見えてとことんドメスティックだ。

聴けばあの時の熱が蘇って来る。
今のファンに「カッコいいから聴いてみな」と勧めるつもりはないが。

Tamasa ★★ (2020-08-23 19:29:34)


STILL ALIVE

本来ならば86年に発売されていたであろう幻の4th。

所謂プリプロだが、スタジオに入ってきっちりと仕上げられている。ギターはオーバーダブされているし、ヴォーカルとの掛け合い、コーラスまで完成している。未完成なのは歌詞だけ。英語風のアドリブ歌詞でコーラスまで入っているのも不思議。音も含め、このままで3rdよりもクォリティが高いというのはどういうことなのか?DTMなんぞなかった時代。スタジオに入ってこれだけのデモを作り、丸々ボツに出来たとはいい時代だったなと思う。
復活ライブのオープニングが①だったように、発売されていれば彼らの代表作になったのは間違いない。③、⑥など、本当に完成品を聴いてみたかった。

Tamasa ★★★ (2020-08-23 18:49:49)


Love Desire / Actor
JIMMYが創作意欲を失ってダメダメになり、ただ酒くらうために他バンドの打ち上げに入り浸ってばかりいた時期にローテンションで作られた…という3rdの中で、これだけは名曲。
PVは時代ですねぇ… 初めて見たと思ってたらDVD持ってましたw

Tamasa ★★ (2020-08-23 18:12:33)


STREET ROCK'N ROLLER / ストリート・ロックンローラー
当時は熱中しましたよね。

確かにJimmyはサイクシーからの影響はモロだし、好きなギタリストだと公言していましたけど、この程度ならば盗作とは言わないかもしれませんね。一番ありふれたEmでパワーコードと開放からめて弾いていれば必ず出て来るパターンですし、これより後のメイデンのThe Wicker ManはそのままStreet Rock'n Rollerのリフですしね。まさかメイデンが44MAGNUMパクるとも思えませんよね?

Tamasa ★★ (2020-08-15 01:56:46)


ANGEL NUMBER

今や再始動後の活動の方が長くなったベテランバンドの44MAGNUM。ヴォーカルの梅原達也氏も、闘病生活を経てのレコーディングは健常者であるワタクシには、計り知れない苦労もあるのだろうが、実息の協力を得たツインヴォーカル体制も板に付き、今作でも、その旨味を生かしている。
オープニングからハードなナンバーで幕開け、いい意味での古さとヒリリと焼けつくハードテイストがクールな印象を与える好ナンバーだ。それ以降もアヴァンギャルドな雰囲気を加味させつつも、オーソドックなハードサウンドと現代的なエッセンスも抱き合わせたサウンドはベテランならではの解釈で攻めており現役感が強い。手慣れた雰囲気はあれど、これぞ44MAGNUMな雰囲気が充満している。
ベテランらしい重厚感を演出するリズムプレイの深み、割と唄を中心とした作りが多いのに、宮脇のドラムは重くメタリックに響き、吉川は堅実にボトムを支えている。そして主役といっても過言ではない広瀬は、派手に攻めるだけではないシンプルさが逆に新鮮な風を送り込んでいる。ファンが求めるらしさと、新しい事への挑戦と模索、その狭間で揺れる音楽性、何かキメ手に欠けた印象を抱かせるのは何故だろう?その辺りが評価を分けそうです。雰囲気はバッチリなのに不思議なものだ。

失恋船長 ★★ (2019-03-13 20:21:13)


Prisoner

今年の一月に早々とリリースしたデビュー35周年を祝うフルアルバム。アルバムのオープニングナンバー『I'm Lonely Man』から、インディーズ時代に演奏された楽曲を披露と、完全に硬派なスタンスの大阪発ブリティシュロック路線へとなるサウンドを聴かせてくれた。
今作のテーマはそこにあるのだろう、⑤曲目の『I Don't Know What You Say』などもベストアルバムやCD化に伴いボートラ扱いで世に出ていたナンバーのリメイク、詳しいバイオは分からないので割愛するが、曲調などを含め、昔のアイデアを具現化したのか意識したのか、デモなどの未発表曲をリテイクしたのかと、想像させるような楽曲で統一されており、往年のファンにとっては、ありがたいスタイルへと進んでいる。
色んな意味で現代的なサウンドを取り込んでいた昨今のバンドとしては、複雑な心境もあったかもしれないが、過度のオーバーダブを排しライブ感のあるレコーディングは今作の方向にピッタリ。阿吽の呼吸から生み出されるハード&へヴィなグルーブを刻むリズム隊は、いつになく重厚感を増しバンドサウンドを牽引、その上でジミーが縦横無尽にギターを弾き倒す。
古典的な味付けだが鮮度の高いプレイで魅了、リフワーク一つとっても説得力があり、彼のステージ上のクールな佇まいが目に浮かぶようなカッコよさがる。ソロなどもインプロを中心としつつも、キメるところをキメたとの印象を持たせる自由度の高いプレイで魅了した。

不治の病と闘うポール。病気と向き合いポジティブに戦う姿は、闘病生活に苦しむ多くの人の支えとなるだろう。今回は実息のスティーブが参加しておらず、久しぶりの4人体制のレコーディングとなっているのも、ファンなら注目の的だろう。
今回は古さの成分が強すぎる為に、聴き手を選ぶ形にはなるのだが、今なを現役感を損なわない古くて新しい44マグナムサウンドの説得力の高さに舌を巻きますね。

失恋船長 ★★★ (2019-02-17 22:48:47)


Actor

初の海外レコーディングに挑んだ3作目。今まで以上にバラエティに富んだ曲が増えセールス的な成功に導いた。
その半面,今までにあった刺々しさが薄まったのが後の路線変更を示唆するものなのだろう。
44マグナムらしい勢いを失ったのは痛かったな。

正直者 (2018-08-08 10:17:32)


ストリート・ロックンローラー

バンドが目指す音を追求するためにセルフプロデュースを手掛けた2枚目のアルバム。ライブで鍛えられたメンバーシップは益々強固なものに生まれ変わった。演奏も楽曲も全てレベルアップ、充実した姿はバンドの名を一躍シーンのトップへと登り詰めさせている。

ラウドネスやアンセムとは違うジャパニーズメタルの形を作ったのは44マグナムだろう。ワルっぽい危険な香りのするバンドだった。

正直者 ★★★ (2018-08-08 10:11:37)


Danger

アルバムタイトルが示す危険な匂いのするデビュー作。危なっかしい演奏がさらに危険な空気を作りだしているから、ロックってのはハッタリも必要な要素だよなぁと強く思うね。

派手派手の金髪にグラマラスなステージ衣装、モトリークルーなどのL.A勢の影響は大きいものだ。ある意味、ヴィジュアル系の発想ってのは常にあった。音よりもまずは見た目も大事ってね。

ジミーはジョン・サイクス、フリークだと分かる①、攻撃的な⑤、ダンサンブルな③、KISSフリークのバンちゃんが書いた⑨とライブでも定番の曲が収録さています。

関西を中心に巻き起こったヘヴィメタルムーブメント、その勢いの中で切磋琢磨してデビューを果たしただけに、どの楽曲にも勢いがあった。

正直者 ★★★ (2018-08-08 10:05:44)


Actor

これは素晴らしい。44magnumの中で圧倒的に良い。全曲イイのは珍しいよ

ナマレバ食いて~ ★★★ (2017-03-29 06:08:30)


Love Desire / Actor
このpv大丈夫か! ヤバい

ナマレバ食いて~ ★★ (2017-03-29 03:12:20)


Danger


I'm on Fireはライブでは随分テンポが遅いように感じる。

名無し (2014-07-20 21:17:55)


Love Desire / Actor
雰囲気ものですよね。合鍵なんてものはいらない~ 名前も知らず♪だもんね
ついつい口ずさみますよ

失恋船長 ★★★ (2013-07-03 14:22:48)


Actor

前作で魅せた音の広がりをより推し進めた3rd.後の活動を鑑みれば一つの枠に収まらない彼らならではのあり方が現れているのは間違いありません。幅の広がった音楽性に、初期の頃の尖りまくった荒々しいさと、猥雑なロック色が薄れたのが個人的にはモノ足りませんが初期のHM/HR路線時代を知る上では押さえておかなくてはいけないでしょうね。がむしゃらなパワーとエナジー、関西ならではのコテコテ感よりも海外録音が後押しする、おしゃれ感が前に出ていますが、やっぱり44マグナムだし関西メタルですよ。

失恋船長 ★★ (2013-06-21 17:13:13)


STILL ALIVE

幻の4Thアルバム、いわゆるダンスミュージックに変貌する前のサウンドです
デモ音源集なのですが実にイキイキとした魅力溢れる名曲群が収録されています
ポップでキャッチーな面も残しつつ英国的な湿り気と陰りが初期の名残を感じさせ
完成品がどうなるのかと大いに興味を持ちました、解散した後だし聴いている方としては当時複雑な思いでしたね、全然期待もせずに友人に進められ聴き「マグナム男前やん」と関心したものです。未完成な部分もありますが普遍の魅力溢れる何々風サウンドではない時代を見据えた自身のキャラを崩さない男前な一枚です。マグナムに否定的な方は今作を聴くと評価も変わるでしょう、日本語英語ロックも案外悪くないですよ。雰囲気重視のロックサウンドが本格派へとスケールアップする前にダンスミュージックへの路線変更は痛かったなぁ。今作がまともにリリースされていたらマグナムの評価もっと違っていたでしょうね。

失恋船長 ★★★ (2011-04-14 17:54:06)


Danger

44マグナムと言えば次元大介にダーティー・ハリーを思い出しますね、カッコいいバンド名に惹かれ聴いたのが最初です。アメリカンでカラフルなイメージが付きまとう彼らですが1stでは荒々しいパワフルなサウンドを聞かせてくれました、レコーディングを10日間で済ませるなんて最近では考えられないでしょうね。バンド本来の初期衝動に突き動かされ聴いた事があるリフもリスペクトのなせる技、自らの血となり肉となり咀嚼され解釈されたキャッチーなサウンドに嘘、偽りはございません。力強いロックな世界観を内包する彼らの真骨頂を味わうなら今作は外せませんね。日本のメタルシーンの躍進を担った彼らの第一歩を是非とも聞いて欲しいですね

失恋船長 ★★★ (2011-04-10 06:03:53)


ストリート・ロックンローラー

ジョンサイクス風の広瀬ジミー聡のギター印象的ですね
日本人丸出しの歌詞とタイトルにかっこ悪いと思う事もあるでしょうが僕は支持しますよ。
メタリックな質感を感じさせてくれるハードなギター
フックに富んだメロディ
LIVEで叩き上げられた演奏力
けして欧米のバンドにヒケを取ることのない存在感がありました
モトリー丸出しのファッションもやりすぎ感満載ですが
当時のメタルシーンなんてそんなの当たり前
派手派手なルックスだけでは終わらない本気がこの作品にはありました
当時の僕は彼らに否定的だったし
後の路線変更を考えればまともに評価をする気にもなりませんでした
オルタナ・グランジ全盛時代に
普通のメタルが聞きたく
彼らの作品を真剣に聞いてみて
メタル丸出しのサウンドにカッコよさを再認識させられたものです
コテコテの日本人なのに横文字の名前も許します
イメージ戦略もなんのその
僕にとっては出している音が重要なのです
80年代初頭に生まれたジャパニーズメタルムーブメントを担った関西発のHM/HRバンド
男前だった44マグナムのサウンドを体験したい方は是非とも本作を聴いて欲しいですね
この感性に共感できるものがあるかと思いますよ
私は日本人ですから~

失恋船長 ★★★ (2011-01-26 02:53:16)


STREET ROCK'N ROLLER / ストリート・ロックンローラー
英国的な雰囲気が漂います
日本人的なエッセンスが強いですが
このストレートな感性は悪くない
彼らの代表曲
目くじら立てずに聴いてみてください

失恋船長 ★★ (2011-01-24 21:10:05)