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Exile (netal)
Regarde les hommes tomber (Usher-to-the-ETHER)


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Exile

…何となく示唆的で、赤い色彩が目を惹く、良いジャケットです。
1stとジャケットの構図がほぼ似ているあたり、第二章となるアルバムだったりするのかもしれない。

音楽的には、簡潔に言うと、宗教色を強め、コンパクトになったAltar Of Plaguesか。
ポストハードコア的な攻撃性は血腥さを、ブラックらしいトレモロは魔的な雰囲気を醸し、
神界より天罰を課され、生き地獄となった世界を逃げ惑う地上の民、みたいな聖典の一場面を克明に描いているかのようである。
加えて、DSOの3rdで使われてもおかしくない5.の荒涼たるリフ等、フレンチブラックの病んだ雰囲気も持っている。

アルバムの後半はオーソドクスなスラッジパートがそれなりにあるが、その内非現実感が薄れて重さが先行する所は、個人的にだれるところではあった。
しかしながら、スローなスラッジパートでも、トライバルなドラミング等によりテンションを落とさずに殺伐とした雰囲気を放っている点にこのバンドの力量を感じている。

気に入り度…89/100

おすすめ…A Sheep Among The Wolves

netal ★★ (2016-01-30 01:29:01)


Regarde les hommes tomber

2013年発表の1st。

…まずはこのジャケを見て欲しいです。
思わずジャケ買いしてしまいそうな、美しく破滅的な光景が描かれてますね。このアートワークが余りにも素晴らしかったので、試聴してみたら音の方も見劣りしないクオリティだったので、即購入決定でした。
タイプとしては、ブラックメタルの禍々しい雰囲気をスラッジの重々しさがブーストする…という感じで、元々相性のいいジャンルを組み合わせた音楽性だとは思いますが…雰囲気の演出の上手さは、この手のバンドとしてもトップクラスなのではないでしょうか。

神秘性と禍々しさを兼ね備えた、破滅を感じさせるようなトレモロと、スラッジに由来する焼け付くような、質量感のある引き摺りリフの音色が合わさると、本当に何か人智の及ばないスケールでの滅亡が展開されているようなムードが演出されますね。ショップではこのバンドのサウンドを「アポカリプティック(黙示録的)」と評していましたが、それを表すのに最適な一語だと思います。空一面を覆い尽くすどす黒い雷雲、その隙間から差すヤコブの梯子、それを伝い襲来する、地上に破滅をもたらす異形の天使達…そんな感じの光景が浮かんでくる音ですね。

DEATHSPELL OMEGA辺りとはまた違う路線ですが、宗教色の強い、スピリチュアルな光景を見せてくれるバンドなので、その辺りのバンドを好んで聴いている人にもお勧めできると思います。世界の破滅を高みから眺めているようでとても気分がいいです(笑)。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2015-05-11 11:03:37)