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解説 - CLASSICA
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1. H・W (2015-04-27 12:21:46)

もしイングヴェイがいなかったら、「ネオクラ始祖」みたいな扱いになっていたかもしれないとたまに思うスウェーデン人ギタリスト、ヨナス・ハンソンがだいぶ前に作ったクラシック風味満載のインストアルバム。

彼の良いところは音選びのセンスがあるところで、伝説の(?)バンド、SilverMountainには、かのヨハンソン兄弟が在籍した云々を抜きにしてもずいぶん楽しませてもらったものである。
特に構築感に溢れたネオ・クラシカルなギターソロは、若干のたどたどしさを差し引いてなお魅力溢れるものであったと言っておく。
そんな彼が、いつか作るだろうと思っていた方向性でやっぱり作ってしまったのがこのアルバム。

いまさらながらこんな文章を書いているが、僕は多分発表とほぼ同時に買っている。
(好きなんだからしょうがないじゃん。)

で、最近になって聴き直したわけだが、彼の「イイ意味でB級くさい」ところがブッ炸裂した非常に味のあるアルバムだと思った。

もうちょっと上手い人が同じ事をやっちゃうと、右耳から入った音が左耳に素通りしてしまうところなのだが、彼のプレイは何となく眉間のあたりに引っかかる。
そのひっかかり具合と、クセになりそうなメロディが絶妙のバランスで脳みそを刺激するのである。
バッキングトラックはおそらくほぼ打ち込みで人間くささが皆無であるにもかかわらず、こんなにもオーガニックな味わいを演出するとは、流石。
(いやあの、褒めてるんですよ)

下手したら売れないRPGのサントラかなんかに成り下がりそうになるのを、寸前のところで食い止めている感がとってもステキなのだ。

・・・なんか非常にひねくれたレビューになってしまったが、ひねくれた人は聴いてみてくださいw



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