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Fight Them Back / Death Roll (火薬バカ一代)
Death Roll (火薬バカ一代)
Into Darkness / Unable to Tame (火薬バカ一代)


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Fight Them Back / Death Roll
小気味良く動き回るGリフ、身体を揺するリズム、
シャウトしつつメロディもなぞって歌うリネア嬢の猛るVo
(威勢よく炸裂するコーラスも〇)、そしてメイデン調の
劇的なインスト・パートと、スラッシュと正統派HMの中間に身を置く
TYRANEXというバンドの魅力がタイトに凝縮された逸品。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-01 00:45:41)


Death Roll

近年は、復活を果たした同郷のフィメール・スラッシュ・メタル・バンド、ICE AGEにも参加している女傑リネア・ランドステッド(Vo、G)率いるスウェーデンのTYRANEXが、'17年に発表した3rdアルバム。
前作『UNABLE TO TAME』(’14年)は日本盤がスピリチュアル・ビーストから出ていたのですが、今回は国内発売はなし。ちぇっ。お陰で新作がリリースされていることに気付くまでに随分と時間がかかってしまいましたよ。
しかし、だからといって内容が劣るなんてことはなく。アクセルベタ踏みの爆走パートと厄いヘヴィ・パートが共存し緩急の効いたOPナンバー①から猛々しくラスト・スパートを仕掛ける⑧まで、(前作同様)30分台と無駄なくタイトに絞られたランニング・タイムの下、爆発的に畳み掛けるリズムに乗せて一気呵成に攻め寄せるスラッシュ・メタル・サウンドの意気軒高ぶりには一点の曇りもありません。獣の如きハイピッチ・シャウトVoの迫力といい、鼓膜からの出血を誘わんとするGリフの情け無用な刻みっぷりといい、正統派ヘヴィ・メタリックな構築美を感じさせるGソロといい、場数を踏むことで説得力を増し、旧作にそこはかとなく漂っていた背伸び感(微笑ましさ)が払拭されているリネア嬢のパフォーマンスも頼もしい限り。特に彼女のIRON MAIDENを始めとするオールドスクールなメタルに対する愛が迸る⑤はアルバムのハイライトに推したい逸品です。
日本盤が出ていてもおかしくなクオリティを有する1枚。というか、今からでも発売しませんかね?日本盤。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-07-31 00:17:07)


Extermination Has Begun

ギターも兼任する女性シンガー、リネア・ランドステット率いるスピード/スラッシュメタルバンドが2011年にリリースした1st。彼女のハイピッチでスクリームする迫力満点の歌声と、スピード重視の過激でアグレッシブな楽曲の持つキレ味たるや、ゴリゴリと掻き鳴らされるギタープレイと北欧はスウェーデン出身ならではのメロディが混然一体となり迫ってくる破壊力に恐れ慄き、ビリっとした空気感に身が引き裂かれそうです。
90年代に歌モノロックを嗜む事を覚え、フニャフニャのマイナーメタルなどを聴き日々を過ごす、オッサンの良識を嘲り笑い、蹂躙するようなリネア嬢の歌声とギタープレイに魅了されますね。
ソリッドなリフワーク、性急なビートがドライブする様の破壊力、ラフなパワーを内包しつつもメロディを蔑にしない曲作りの巧さにHM/HRの持つカッコよさを堪能させてもらいました。

失恋船長 ★★★ (2017-02-06 13:42:09)


Into Darkness / Unable to Tame
アルバムのラストに、高速回転するドリルの如きGリフを
フィーチュアして、本編屈指のアグレッションを
撒き散らすファスト・チューンを持ってくる
攻めの姿勢に好印象。

火薬バカ一代 ★★★ (2015-01-21 22:52:49)