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LIVE AT BUDOKAN
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解説 - LIVE AT BUDOKAN
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2023-08-17 01:20:26)

8th『THE SEVENTH SIGN』がオリコン・チャートで最高第2位に輝き、トリプル・プラチナムを獲得する等、'94年にイングヴェイ人気はここ日本で頂点に達しました。本作は同年3月16日、その絶好のタイミングを捉えて日本武道館で行われた来日公演の模様が収録されている2枚組実況録音盤。この時のライブがWOWOWで中継されたことは記憶していますが、いつの間にかCD化までされていたとは知らなんだ。そういや、この日は友人と連れ立って武道館まで足を運んだっけなぁと。客席から見てたら、ステージの上でも袖でも誰はばかることなくイングヴェイが新しい嫁さんとイチャコラしまくっていて「ご馳走さん」といった感じでしたが、その後その嫁と泥沼の離婚劇に発展して、ちゃんと「ソウルメイトが聞いて呆れるよ」的なオチを着けてくれる辺りが流石マエストロというか何というか。閑話休題。
中期の傑作として評価の高い『THE SEVENTH~』に伴うツアーゆえ、セットリストは(やや面白味に欠けるとはいえ)盤石ですし、バックを支える面子も、マイク・ヴェセーラ(Vo)、マイク・テラーナ(Ds)、バリー・スパークス(B)、マッツ・オラウソン(Key)という実力者が揃っているのでパフォーマンス面における不安要素も皆無。特にスタジオ・バージョンを上回るドラマティックなカッコ良さを放つ“SEVENTH SIGN”や、体感としてあの日のライブで会場が最も沸騰した瞬間だった“紫の炎”が炸裂する場面には、改めて痺れさせていただきましたよ。
絶頂期を迎えたイングヴェイの貫禄の横綱相撲っぷりが堪能できる一作(いや体型の話ではなく)。欲を言えば“CRASH AND BURN”“RISING FORCE”もオミットせず収録して欲しかったなぁ。



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