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RETURN TO DEEP LETHARGY
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RETURN TO DEEP LETHARGY
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解説 - RETURN TO DEEP LETHARGY
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-10-19 11:00:36)

2012年発表の4th。
ジャケやブックレットの「Letargy」は誤表記らしいです。

2004年にバンドが発足して以来、コンスタントにアルバムを発表し続けているだけあって、メロブラとして申し分のないクオリティのある作品ですね。モダンすぎずRawすぎず、ブラック好きのツボをくすぐる良い按配のプロダクション、ミッドテンポを重視しつつも、緩急付いたドラマティックな楽曲構成など、基本的な部分が高いレベルで纏まっている印象を受けます。

ブラックって他のサブジャンルと比べると、ソロを重視しない傾向がありますが、この作品はギターソロが楽曲の最も重要な部分を担っていると言っても過言ではないくらい、ウェイトが置かれているのが特徴ですね。少し鬱傾向の感じられるメロウなメロディから、ブルージーな泣きメロ、トレモロリフを交えた激情的なものまで、メロディのバリエーションが多く楽曲を更にドラマティックなものにしていると思う。ダンタリオンとは悪魔の名前を指す言葉ですが、宗教性よりも「感情の音楽」という感じがします。ヴォーカルも嘆き呻くような感情の込め方ですし。

ブラック特有の薄暗い雰囲気の中、叙情的なメロディが楽しめる、メロブラとしてかなり優れた作品。ソロを弾いていても陰りが強く感じられる辺り、メロデスとはノリが違う感じがするんですよね。私はこういう雰囲気が好きです。



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