(作詞・作曲:YOSHIKI 編曲:X)
1991年12月1日、Fitzbeatよりリリースされた8th Single。
アルバム『Jealousy』からのリカットで、X名義時代の最後のシングルにして最大のヒット曲。テレビ朝日系ドラマ『ララバイ刑事'91』のエンディングテーマとして起用された。
『Jealousy』はYOSHIKIの体調不良などでレコーディングが遅れていた上に、CBS・ソニーの株式上場のために発売日が当初の予定より大幅に早まった。そのため「ART OF LIFE」や「Standing Sex」の収録は見送られたが、YOSHIKIが『Jealousy』のエンディングにと考えていた「Say Anything」は、ロサンゼルスでのレコーディング期限が終了し、日本に帰国した後にもCBSソニー信濃町スタジオで数時間のボーカルレコーディングが続けられ、結果として完全に満足いく形ではなかったものの、『Jealousy』のリリースに間に合わせた。そのためYOSHIKIが“打倒「ENDLESS RAIN」を目指して書いた”楽曲であるものの、「失敗作」と振り返る。
この曲はキーも高く後半は高音パートが連続するゆえ、レコーディングは終了時にToshIが吐血したといわれるほど難航した。
ライブでは、主にS.Eとして使用される事が多く、1995年の東京ドームコンサート以来(バンド形式では1992年の東京ドーム3daysが最後)、生で演奏されることは無かったが、2008年のX JAPAN復活ライブ「攻撃再開 2008 I.V.〜破滅に向かって〜」では、3月28日のライブ初日にToshI、PATA、HEATHとSUGIZOの4人によるアコースティックバージョンで、約13年ぶりに演奏された。
2001年12月1日に出生した敬宮愛子内親王への生誕曲として、YOSHIKIがオーケストラバージョンを記念曲として贈った。出生日はシングル発売からちょうど10年後であった。
globeがアルバム『global trance 2』でカバーしている。
チャート最高順位
3位(オリコン)
1991年度年間順位33位(オリコン)