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VOICES FROM HELL (2012年)
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VOICES FROM HELL
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解説 - VOICES FROM HELL
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-09-19 22:07:56)

2012年発表の1st。
これまでにデモやスプリットは数多く出しているようですが、フルアルバムとしては初。

個人的に、このバンドの音を聴いて思い起こしたのはアメリカのABSUですね。スラッシュの影響を色濃く残した、刻みリフを多用しテンションの高い、ダーティな熱気を孕んだ感触はあのバンドと通じるものがあると思う。ABSUが時々演るような、痴漢にあった女の子の悲鳴を思わせる、ブラックにそぐわない素っ頓狂なハイトーンが聴けるのが、あのバンドを想起した大きな要因かもしれません(笑)。

ただし、ABSUはキレの良いリフ捌きと、テクニカルな演奏、持ち前の暴虐性で特に近年エクストリームメタルとしてはかなりメジャーな作風になってきていると思いますが、このバンドはRawで地下臭いムードや、カルトでインモラルな空気感を重視していて、プリミティブ志向が強めなのが大きな違いですね。メタルとしての完成度であれば圧倒的にABSUの近作ですけど、アングラ度という事であればこの作品の方が上でしょう。こちらの方が大分マニア度高め。

ちなみにポーランドの暗黒ブラックとして高い評価を得る、MGLAやKRIEGSMASCHINEのメンバーも関与しているようですが、こちらは邪悪さがサタニックで宗教的な雰囲気からよりも、アングラな熱気から来ている感じなため、大分聴き心地が違うのも興味深いですね。ダーティなブラックが好きな人にお勧め。



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