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FROM MISERY... COMES DARKNESS (2003年)
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FROM MISERY... COMES DARKNESS
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解説 - FROM MISERY... COMES DARKNESS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-08-13 22:39:30)

2003年発表の1sr。

これ、凄まじいです。ちょっと検索して、あまりレビューがないことに驚きましたもん。…路線としては、刻みリフとトレモロリフを組み合わせてブリザードの如き寒々しさを演出する、DISSECTIONやNAGLFARの手法を踏まえつつ、キーボードを利用した中世的な雰囲気作り、スラッシュに先祖返りしたような凶悪で狂気的な疾走パートなどを盛り込んだ、ドラマティック極まりないメロディック・ブラック。

パートによってはそれこそDISSECTIONやNAGLFARよりもメロデスに近かったりしますが、メロディに込められたサタニックさ、音の分離はしっかりしつつ、若干ノイジーな生々しさを残したプロダクション、闘争本能剥き出しでがなるような凶悪なヴォーカルなど、メロデスのメタリックさとブラックの美学をバランスよく共存させている感じなんですよね。メロブラって、「これならDISSECTIONの1stとか、ジャンルのクラシックとされる名盤を聴いていた方が良いわ」と思ってしまうものも少なくないですけど、これはそう思わせないだけのクオリティが、間違いなく備わっている素晴らしいアルバムだと思います。

私としては中古で安かったので何気なく購入し、聴いて結構な衝撃を受けたんですけど、素性を調べてみたら既に解散してしまっているようですね…。それが心底惜しまれるような、良いアルバムだと思います。メロディックでドラマティックなブラックを求める方は是非。



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