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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-08-07 22:29:03)

2013年発表の2nd。

ポーランド産のバンドながらノルウェー産のバンドに通じるような土着性と、寒々しいメロウさを込めたトレモロ、スラッシーな疾走を中心としつつ、緩急付けてドラマティックに聴かせる構成、ブラックとしてはクリアなプロダクション…と、かなりハイクオリティなメロディック・ブラックで、個人的にはメタリックなかっこよさにブラックらしい土着的な邪悪さと凶悪さが上乗せされた感じから、近年のノルウェーのRAGNAROK辺りに近い印象を受ける作品。

初期MAYHEMの邪悪さと、DARK FUNERALの凍てつくメロウさの中間を行くようなメロディセンス、時におぞましさすら感じさせるヴォーカルのがなりなど、ブラックとしてのカルト性を演出しつつも、抜けの良い乾いたドラム、刻みリフもしっかり魅力的に聴かせる厚みのあるリフなど、音作りはしっかりとメタルの魅力が息づいている感じで、かなりバランス感覚は良いと思う。敢えて粗を探すとすれば、トレモロや疾走を用いない、ミッドテンポで威風を感じさせるべきパートでの凄みが、若干足りない気がするくらいでしょうか。少なくとも良盤以上の出来だと思います。

これ、ぶっちゃけ裏ジャケのレイアウトが物凄くそれっぽかったので衝動買いしてしまったんですが、思った以上に良いアルバムで満足。やっぱりパッケージが醸し出す雰囲気って重要ですよね。手に取りたくさせるのも大事かも。



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