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OPUS Ⅱ
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解説 - OPUS Ⅱ
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-05-17 10:12:51)

2013年発表の2nd。
マスタリングはあのNecromorbus Studioだとか。

楽曲的には、プリミティブな質感の強い作風ながら、メロディや緩急のメリハリのしっかり付いた良質なブラックで、SEやアンビエントインストを挿入し邪悪な雰囲気を煽る展開も。Necromorbus Studioでのマスタリングの効果なのか、プロダクションはRawながら味があって良いですね。ショップでは初期デスに通じると言われていた通り、低音が効いていて陰湿さが醸し出されてますが、トレモロやアルペジオなどメロディ要素のあるギターワークの音色は鋭め。

加えて、ツーバス連打やブラスト、ファストな2ビートでの疾走のどれも心地良く聴かせるドラムの音も相俟って、音作りはアンダーグラウンドなブラック特有の粗さは残しつつ、締まりのあるものになっているように思います。また、ヴォーカルも結構特徴的で、基本的に呻き気味のがなりですが、「De Mysteriis~」期のMAYHEMを思わせる呪詛声になったり、イカレた絶叫や儀式的なクリーンなども使い、表現力はまずまず。

フレンチブラックにも通じる毒々しいメロディセンスもかなり良いですし、楽曲自体も非常に良質で、Moribund Recordsリリースらしいアングラな音源としてしっかり筋を通している、良盤だと思います。地下臭いけど、それだけではない質のあるブラック。



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