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ODIO ANTIHUMANO
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-04-26 23:25:46)

2009年に300枚限定でテープでリリースされたEPを、Self Mutilation Servicesが500枚限定でCD化し、再発したもの。こちらのCD盤では未発表曲やデモ音源、スプリットなどの楽曲のリハーサル版も収録されており、EPながら40分とフルアルバム並のボリューム。

路線としては、RAWに響くブラストビートも多めに取り入れた、鬱ブラックとしてはかなり攻撃性も高い音ですが…リフに込められたメロディは、情熱の国スペインのイメージを真っ向から否定するような、陰鬱で陰惨な雰囲気。僅かに金属質な響きを帯びつつ、トレモロを伴いノイジーに包み込む音色とも相俟って、大気が徐々に腐食していくかのような鬱なムードを醸し出してます。

ヴォーカルは地声の混じった喚き声ですが…鬱系の多くが高音で泣き叫ぶような絶叫を多用するのに対し、このヴォーカルは中音域が中心。これが歪みの強い歌声の所では精神が異常をきたしたかのような凄絶さが、歪みの少ない、地声強めの部分では苦悩し、嘆いているかのような感情が感じられ、かなり印象深く聞こえるんですよね。鬱系にありがちな悲痛絶叫以上に聴き手をやるせなくしてくれます。

ちなみに、アルバム後半のリハーサル音源では楽曲の路線自体は変わらないながら、更にRAWさを増したドラミングと、金属質さが薄れ、より生々しい形で腐食系トレモロを聴かせてくれ、本編と違った魅力を感じられるのでちょっと得した気分。…しかしこの痛ましいヴォーカル聴いてると、自分より不幸な人を見て安心するような、妙な気分になってきますね(笑)。そんな鬱音源を聴きたい方は是非。



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