新品で買う気は毛頭なかったのをなんとなく買ったのですが…
…
ブッ飛んだ!!!
聖飢魔Ⅱの全作品の中でもかなり上位に入ってくる出来でしょう。
『メフィストフェレスの肖像』は、アンサンブルの中でベースのみが他とかみ合っていない(シーケンサーをそのままなぞってしまったのか、それともミックスの失敗なのか、常にズレている)という致命的な欠陥があったので、この時期のまとまったライヴ音源が聴けるというのは個人的に興味深いことで、そういったところに注目して聴いたのですが…いやあもうたまりません。
あまりの格好良さに涙が出そうになる瞬間さえあります。
ヴォーカルは時々音程がややブレるけれども声は非常に良く出ていますし、そのほかの演奏陣はもう鉄壁というほかないです。(もちろん修正なしでこれなんだから尚更おそろしい!)
『地獄の皇太子』『悪魔のメリークリスマス(青春篇)』などは、スタジオテイクの数倍上を行く、まさに決定版の名演といえるでしょう。
「いまさらこんな時期のライヴ盤を再集結記念作(というかメジャーデビュー20周年記念作)にするかぁ!?」という疑問・不信の念はは瞬時に砕かれました。少しでも興味を持っている方には強くおすすめしたい、正にライヴアルバムの傑作です!

中学の時に初めて聴いて以来約15年、常に一番好きなバンドが聖飢魔Ⅱでした。勿論今でもそう。解散ミサは仕事中に一時間電話掛け続けてやっと繋がったと思ったら既に売り切れで涙を呑んだ記憶が…後になってビデオを観て本気で泣いたんですが。
このライヴ盤も思わず涙目になってしまいました…滅茶苦茶格好いい!
s.h.i.さんと全く同意見です。
創世記～地獄の皇太子は二度死ぬ の流れが最高なのはもう言わずもがななんですが、
中でもリズム隊が滅茶苦茶大好きなので、個人的にはソロを含むメドレーの⑤⑥⑦が堪りませんでした。
青春篇や地獄の皇太子が収録されてるのも嬉しいし、締めが名曲FIRE AFTER FIREなのも最高!
未だ聖飢魔Ⅱを聴いた事が無い方には是非とも聴いて頂きたいです。