2014年13枚目(ジョン・ウェットン在籍7枚目、再結成4枚目)。 ウェットンの声で安心する、熟練のメロディアス・ロック。 Icon化が懸念されたが、「XXX」の続きに感じた。セルフプロデュースの為か、音はもう一息と言ったところ。スティーブ・ハウのギターが無いので、不思議感も無くなった。 サム・クールソンのギターは作品に溶け込んでいた。やり過ぎ手前ぐらいまで弾かせて欲しかった。もう少しロックさせないと、流れてしまう。 アグレッシブな部分は、ほぼ無い。何せ荘厳だからです。 "Gravitas"、"Heaven Help Me Now"が気に入った。結構聞いてます。過去の"I Would Die For You"こそハウが深みを与えられたかも。やるなら「Omega」だよね。