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SCHWARZER ENGEL
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解説 - SCHWARZER ENGEL
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1. ★★ (2014-03-20 23:50:33)

2007年発足、ドイツのダークゴシックメタルユニット。
Dave Jasonが「Vocals, Guitars, Drums, Composition, Orchestrations」 を一人でまかなっている(某所からそのままコピペ)。

2ndまではDave本人が影響を受けたと公言しているRammsteinに非常に近い音楽性で、低音バリトンの声質も非常によく似ている。全てドイツ語で歌っていることも類似点である。
(YouTubeで検索したところ、Schwaezer Engelの「Geister und Damonen」にRammsteinの写真が付いた動画があって、それを聴きながら「お、Rammsteinの新曲か?初期のスタイルに戻ったか?」と一瞬信じてしまった。)

3rd「In brennenden Himmeln」ではダークゴシックというよりシンフォニックデスメタルに近い音楽性に変化し、一皮剥けた印象がある。ドラム及び曲構成のワンパターンさやシンセの音作りのチープさなど、同系統のバンドに劣る点は多々あるが、ドイツ人が作りがちなガッチガチのメロディにドイツ語がぴったりマッチしていること、クラシカルかつシアトリカルで意外な良メロディが不意に飛び出してくることなど、評価できる点も多い。

音も何よりだが、Schwarzer EngelというかDave Jasonという人は、ヴィジュアル重視である。
バンド名は「黒い天使」を意味するが、自ら黒い天使のコスプレ(?)を行っている。ブックレットの写真、PV、ライヴでは甲冑みたいなものを着ている。黒い翼がたまに生えている。目の周りをゴールデンボンバーの人みたいに黒く塗っている。
数曲しか知らない段階では「ドイツのヴィジュアル系かな」と思ったものだ。
まあ、ヴィジュアル系だからといって全て音楽が疎かかと言えば断じてそうではないのだが、あくまで2ndまでは個人的に「大したことないな」と感じたので、「ヴィジュアル系()」の単語が脳裏に浮かんだ。

いろいろ書いたが、「In brennenden Himmeln」収録の「Schwarze Sonne」は必聴である。
これはデス寄りの曲が大半を占める本アルバムの中で唯一ダークゴシックの王道を行く名曲である。
Rammsteinばりの低音ヴォイス、ストリングス、ゲストのオペラシンガーによる女声(、それにPVのゴシック聖堂の映像)があいまって、「ゴシックメタルって本来こういうのだよね」という気持ちにさせていただいた。

(現時点では)それほど優れたアーティストではないが、興味があったら見聞きして頂きたい。


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