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Last Night of Solace / Last Night Of Solace (火薬バカ一代)
Final Eclipse / Last Night Of Solace (火薬バカ一代)
Lost in Violence / Lost in Violence (火薬バカ一代)
Shades of Black / Lost in Violence (火薬バカ一代)
Unlimited Chaos / Lost in Violence (火薬バカ一代)
Last Night Of Solace (火薬バカ一代)
Lost in Violence (火薬バカ一代)


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Last Night of Solace / Last Night Of Solace
音質の向上はもとより、プログレ・メタルばりの
ストップ&ゴーを飲み込んだ起伏の激しい曲展開、
ブラスト・ビートを織り交ぜつつ突進するリズム、
その上でテクニカルなGがドラマティックに乱舞する
場面のカッコ良さを耳にすれば、バンドが前作から
数段階上のステージに上がったことがよく分かります。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-23 22:04:24)


Final Eclipse / Last Night Of Solace
回転の速いGリフを刻みつつ華麗に舞う2本のGや、
叙情パートからブラスト・ビートが炸裂する疾走パートまで
落差の大きな劇的な曲展開など、ESSENCEというバンドの
魅力を分かり易く伝えてくれる名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-23 21:58:27)


Lost in Violence / Lost in Violence
バイオレントな疾走パートから、威勢のいいギャング・コーラス、
Bの独演によるムーディな叙情パート、そしてドラマティックに
盛り上がっていく構築美を湛えた曲展開まで、8分に及ぶ長尺の中に
ESSENCEというバンドの持ち味の全てがぶち込まれた、
アルバム・タイトルを冠されるに相応しい名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-23 00:56:42)


Shades of Black / Lost in Violence
ハッキリとメロディの流れが確認できる、
スラッシュというよりは正統派ヘヴィ・メタリックな仕上がり。
振り絞るようなVoの絶叫と、慟哭を伴った泣きメロが
胸を締め付ける、バンドの懐の深さを知らしめる名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-23 00:52:28)


Unlimited Chaos / Lost in Violence
序曲“ALLEGIANCE”と共に
中東風味のメロディが妖しく踊る曲調は
バンドがリスペクトを公言する
ARTILLERYからの影響がハッキリと打ち出されています。
本家に比べると、あんまりアクが感じられませんけどね。

火薬バカ一代 ★★ (2014-03-23 00:45:07)


Last Night Of Solace

バンド・コンテスト「ROCK THE NATION AWORD 2012」で最優秀賞を獲得し、その賞品としてワールドワイドなレコード契約を手に入れたESSENCEの日本デビュー作となった、'13年発表の2ndアルバム。
リフ&リズム・チェンジの激しいパワー/スラッシュ・サウンドという基本路線に変化はありませんが、レコーディング環境が整ったことで、ラフな仕上がりだった前作に比べてプロダクションが見違えるように向上。併せて、よりエモーションの乗ったシャウトをヒリ出すようになったVo、一層エクストリーミリーにブラストするDs、その間隙を縫ってこれまで以上にドラマティックなメロディをブッ込んで来るG・・・と、各セクションのスキルが目に見えて鍛え上げられているのは、やはりプロデュースを担当したHYPOCRISYのピーター・テクレンの功績も大きいと思われ。
駆け上がるようなGリフ、叙情メロディ、落差の大きな曲展開といった、持てるテクニックを総動員して長尺をドラマティックに語り切る②⑧をハイライトに据えて、激しくもどこか物悲しい④、憤然たる激情迸る⑤、デス・メタリックな爆発力も伴ってブーストする⑥⑦等、遮二無二な突進力と綿密な構築感が同居した、バンドの目指すサウンドが高い次元で結実した充実作。
ただラスト2曲がちょっと地味ですかね。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-18 22:42:54)


Lost in Violence

デス/スラッシュ・メタルに由来する爆発的な突進力、現代メタルの重量感、それに卓越した演奏技術に下支えされた展開激しめのパワー/スラッシュ・サウンドを標榜する、デンマークの4人組が'11年にULTIMATE RECORDSから発表した1st。
僅か12日間で突貫レコーディングされた作品だけあって音質自体はかなりラフ。しかしそれを捻じ伏せるだけの重厚な迫力が全編に漲り、リフ/リズム・チェンジを多用する楽曲は大作主義に寄り添うものの、アルバム全編を貫くタイトな疾走感、そして曲展開に勿体ぶったところがないので「長さ」を意識させられる場面が殆どないという曲作りの巧さも光ります。
姿勢を低く構えて突っ走る③⑤⑩といったバイオレントなスラッシュ・ナンバーから得られるカタルシスにも辛抱堪らんモノがありますが、個人的に痺れたのは、中東風味のエキゾチックなメロディ使いが、彼らが最大限のリスペクトを表明する故国の先輩スラッシャーARTILLERYを彷彿とさせる①②、血の涙を流して慟哭せんばかりの⑥や、静と動、押しと引きを駆使して本編のクライマックスを飾るアルバム表題曲⑨といった、北欧のバンドならではの構築美やメロディ・センスの冴えっぷりも堪能できる楽曲の数々。
デビュー作にして、その居住まいに早くも風格のようなものを感じてしまう力作。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-17 22:07:40)