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SIT GLORIA DOMINI IN SæCULUM
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SIT GLORIA DOMINI IN SæCULUM
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解説 - SIT GLORIA DOMINI IN SæCULUM
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-01-07 21:30:46)

2006年発表の2nd。
タイトルの意味は「時代の中に主の栄光があらんことを」となるのでしょうか。
自信ないですけど…。

私がブラックメタルに嵌まった大きな理由の一つに、トレモロリフの魅力がありますが、この作品はそれを嫌というほど堪能させてくれる一枚ですね。6曲35分程度とフルアルバムとしては少々短めながら、演奏時間の殆どがひたすらに腐食系の禍々しいトレモロを垂れ流す事に割かれた、ある意味ではかなりフェティッシュな作風。曲タイトルが数字のみなのも頷けます、だってジクジクの垂れ流しサウンドですもん(笑)。

プロダクションも結構独特で、篭もった中にメロウなベースがぶよぶよと有機的に響く感触が、トレモロに込められた腐れ度を更にアップさせてます。音量が小さめなのが玉に瑕ですが、作風がツボなのでまあ許せます。暴虐というよりも、楽曲のオーガニックさを際立てるようなドラミングも何気に良い仕事をしていますね。地下臭いムードが更に助長されていると思う。

フェチ向けの作風ながら、個人的なツボにクリーンヒットしたんですが、どうやらバンド自体は2008年に主要メンバーの一人が亡くなり、現在は活動していないらしいのが残念ですね…。雰囲気は邪悪さに特化されていて、ポストブラック的な要素は皆無ですが、KRALLICEとか好きな人に勧めてみても面白そうかも。トレモロフェチは是非。



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