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...Against My Fears / Sentenced to Life (火薬バカ一代)
Sentenced to Life (火薬バカ一代)
Human Project / New War Order (火薬バカ一代)
Twisted Logic / New War Order (火薬バカ一代)


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...Against My Fears / Sentenced to Life
ムーディなインスト・ナンバー“THE DRUG”をイントロ代わりに
スタート。メロディアスな前半はミドル・テンポで抑え気味ながら、
中盤からは血管切れそうな勢いでシャウトをひり出すVo及び全楽器が
アクセルべた踏みで猛加速。スラッシュ魂にボッと炎を点火してくれます。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-06-17 00:45:07)


Sentenced to Life

作を重ねても落ち着く気配が全然ない、メタル馬鹿っぽさを漲らせながら全力疾走を続けるギリシャのEXARSISが、こっちが知らぬ間にリリースしていた5thアルバム(’20年発表)。いやマジでいつの間に出てた?
このCD不況の折、無事国内盤が発売されただけでも寿ぐべきこととはいえ、解説もついてないソリッド過ぎる仕様はそりゃないぜと。なので、かつてSUICIDAL ANGELSへと去った筈のクリス・T(G)がしれっとバンドに出戻った理由については不明のままなれど(脱退以降も両者は良好な関係を保っていたようですが)、一聴してすぐに分かるのは、鼓膜をつんざくハイピッチVo、手数多めに押し込んでくるリフ&リズムを軸としたサウンドのけたたましさには微塵の変化もないこと。
キャリアを積んだスラッシュ・メタル・バンドにとってスピード・ダウンは避け難い宿命みたいなものとはいえ、彼らの場合、アッパーなテンションとドタバタ忙しない疾走感はそのままに、Voが歌うメロディと、楽曲を彩る劇的なツインGハーモニーをこれまで以上に増量することで、ストレートなスラッシュ・メタルから、EXCITER辺りに通じるスピード・メタル・スタイルへと自然にシフト・チェンジを果たしています。
挨拶代わりにOPからブッ飛ばす①②に始まり、ムーディなインスト・ナンバー⑥から破れかぶれな激走へと転じる⑦を経て、メロディックなツインGに先導される形で突っ走ってアルバムを締め括る⑪に至るまで、ほぼスピード・ナンバー一色に塗り固めれた本編を聴くにつけ「上手いこと年齢を重ねてるなぁ」(老成という意味ではなく)と感心させられる1枚。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-06-16 00:30:24)


Human Project / New War Order
前作のタイトル・トラックがここに収録されている理由は不明。
本編の幕引き役に相応しく7分以上に及ぶ大作ですが、
鋭利なリフ、小回りの利くリズム、アッパーなVoが緊迫感を伴い
一塊に突っ走って、勿体ぶった雰囲気が皆無なのがこのバンドらしい。
ただよくよく聴くとVoはハイピッチを活かしてメロディを
歌っていますし、何より劇的にハモりながら駆け抜けて行く
ツインGが、楽曲が持つドラマ性を効果的に高めてくれています。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-12-08 00:28:15)


Twisted Logic / New War Order
普通、序曲とそれに続く楽曲ってのはシームレスに
繋がって行くもんだと思うのですが、ここでは曲と曲の継ぎ目が
くっきりと露呈していて、「いいんだよ、細けぇことは!」
というノリ一発(雑な)姿勢が微笑ましくて良い。
濁声とハイトーンを使い分けテンション高く迫るVo
Gリフを痙攣気味に刻み倒したかと思えばソロは劇的に響かせるツインG、
それらを乗せてわっせわっせと一心不乱に突っ走るリズムとが畳み掛ける
炸裂感に溢れたOPに打ってつけのスピード・ナンバー。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-12-08 00:23:02)