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RAHVIRA. PART 1 (Ռահվիրա. մաս 1 - Կոչ Արյաց)
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RAHVIRA. PART 1 (Ռահվիրա. մաս 1 - Կոչ Արյաց)
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解説 - RAHVIRA. PART 1 (Ռահվիրա. մաս 1 - Կոչ Արյաց)
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-09-13 22:44:44)

2010年発表の1st。

アルメニア語のフォントが醸し出す不可思議な雰囲気、ジャケのブラックメタルっぽくない図形的アートワークに惹かれ、アヴァンギャルドなものを期待して購入。おそらくポップな方向に行ってからのWHEN meetsブラックメタルみたいな感じだろうな…とジャケから予想していたんですが、まさかのペイガンブラック、それもかなりまともな作りの作風で驚きました。

作風としては、初期NOKTURNAL MORTUMを派手さを2ランクダウン、哀愁を1ランクアップさせたかのような民族要素の濃いメロディを、トレモロリフや時々泣きのギターソロに乗せ、ミッドテンポ中心でお届けする叙情的ペイガンブラック…と行った感じでしょうか。RAWながら耳に痛くない、適度にアングラ臭を醸し出すプロダクションもあり、落ち着いて聴ける音。

どうもこのバンドはNS的な思想を持って活動しているようですが、排斥的な雰囲気はそこまで強くなく、時々使われる神秘的なキーボードが醸し出すアトモスフェリックなムードもあり、聴いてて浸れるような作品だと思います。怒気と狂気を感じさせるような、ガラガラした声質でがなるヴォーカルなんかは、バンドの持つ思想の強さを感じさせるところでしょうか。

逆にNS系の過激さを求める人には物足りなさが残るところかもしれませんが、ごく良質なペイガンブラックだと思います。まあジャケから期待した音とは全く違ったんですが、メロディセンスが良く個人的には楽しめましたね。



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