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人間そっくりさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-113
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人間そっくりさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-113
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BLUE OYSTER CULT - The Revölution by Night - Take Me Away ★★★ (2014-07-23 16:29:20)

ファーストシングルともなった、個人的には本アルバムのベストチューン。
エリックのヴォーカルがたまらない。
30年聴き続けているのだが、いまだにサビを一緒に歌いながら涙が(比喩でなく)こぼれる。
天を仰ぎ「この地球の外へ連れ去ってくれ」と叫ぶこの曲はエリックブルームとアルドノヴァの共作。
前年華々しくデビューしたこのマルチプレイヤーはおそらく同じカナダ人であるプロデューサーのブルースフェアバーンとレーベル側からの招聘によるものと思われ、ギターソロもノヴァが弾いている。
ボンジョヴィとの親交やシンディローパーのサポート、またセリーヌディオンのプロデュース・楽曲提供などで御存じかも知れない。
中間部の隙間やS.E.等からも曲全体のアレンジは彼がまとめたようで、バンドの新生を強く印象付けているのだ。
M.I.B.の描写や過去作へのオマージュに満ちたPVも、今ではYou Tubeで気軽に観られるので未見のファンは是非!


BLUE OYSTER CULT - The Revölution by Night - Veins (2014-07-23 17:22:27)

ドナルドローザー作曲&Vo。作詩はリチャードメルツァー。(書き漏らしたが前曲「Shooting Shark」はパティスミスの作詩であった。)
聴くところおそらく3人だけの演奏(Keyもドナルドだろう)で、アランとエリックの関与は無いと思われるのだが。
正直A面後半のドナルド作2曲は彼のソロの延長という感じでバンドの勢いを感じられず聴き流してしまう。


BLUE OYSTER CULT - The Symbol Remains - Florida Man ★★★ (2021-03-29 01:38:11)

これは哀愁ありますねぇ~!良い曲です。
もちろんバックダーマ(ドナルド)のVoです!「死神」と同じくです。
冒頭98年の[Harvest Moon]みたいにやや落ち着いた曲かと思えば、サビ・大サビの力強さに嬉しくなってしまいました。
それにしても彼は、いつまでも声が衰えず素晴らしい!ギターソロにもニンマリ…!


BLUE OYSTER CULT - The Symbol Remains - The Alchemist ★★★ (2021-03-29 02:07:29)

お恥ずかしながら…これのPVに気付くまでBOCの新譜発売を知りませんでした!
一聴、名曲「地獄の炎(Flaming Telepaths)」を彷彿とさせるピアノはゲストによるものですが、今は亡きアラン レイニアの如き素晴らしさで興奮いたしました。
エリックも堂々と歌い上げていましたし、こりゃ買わねばなと思わせてくれた曲ですね!
中間部のGハモ辺りも(安い?)アイアンメイデンぽくてなんか好きです(笑)


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation ★★ (2014-07-16 08:04:38)

1stと同じGawlikによるヤバめのジャケット(特に裏ジャケは異界感がスゴい。)が目を引く2nd。ただしソリッドで逞しくなったサウンドはバンドの変異を物語っている。
サイケからの脱却に成功し、HRとしてブレの無いスタンスを獲得した好盤。
A面とB面を黒と赤に見立てたのは、サウンド傾向で分けただけなのか。
1曲目がそのアイディアの元ならA面が赤なのでは?
アルバムにおける黒と赤のモチーフは何?トランプ?スタンダール?ジャケからはチェスも連想するがあれは黒と白だしな。
不勉強でこの辺りの事がまだ解っていないのがまだまだ。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - 7 Screaming Diz-Busters ★★★ (2014-07-16 05:53:16)

見事な構成を持つ壮大なHRで、ブーチャード兄弟とドナルドの共作曲。
そこにエリックが演劇的なVo、アランがピアノやオルガンで邪悪な華を添える。
アルバムタイトル邦題の「暴虐」とはこの曲のギターのことに違いない。
当時のライブじゃきっとエリックは、例の魔太郎マントをひるがえして歌ってたんだろうなぁ。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - Baby Ice Dog ★★ (2014-07-16 06:18:32)

ここからThe Red(B面)で、この曲の作詩でパティスミスが初参加。
アランとの縁からだったろうが、以降の数年彼女はBOCにとって重要な存在となる。
アルバートとエリックによる楽曲はクールなロックで、昔よく自作した初期BOCのベストカセットテープではいつも1曲目だった。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - Hot Rails to Hell ★★★ (2014-07-16 05:30:27)

ジョーブーチャードの単独作。聴けば何故か元気が出ること請け合い。
Vo(ジョー)とリズム隊はブーチャード兄弟なので、必然的にドナルド・エリック・アランのトリプルギターが炸裂。
多重リフに3声のハモりと最後まで贅沢。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - Mistress of the Salmon Salt (quicklime Girl) ★★★ (2014-07-16 07:25:19)

頭のリフはパープルが前年発表した「スペーストラッキン」を思い出させるがこれは穿ち過ぎか。
アルバート作の本曲はシンプルなようでいて随所にキメを潜ませた良アレンジ。
エリックメインのヴォーカルワークも70年代らしい切なさを感じさせる。
サビのタイトルコールは意味不明で、オルガンの音色共々変態的だ(褒めてます)。
少し残念なのは、1st・3rdにあったラストナンバー終了後の身動きさせない程の余韻に欠けるところ。欲張りすぎ?


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - O.D.’d on Life Itself ★★ (2014-07-16 05:21:51)

ファストナンバーが目立つThe Black(A面)で唯一のミドルテンポ。
気だるい雰囲気がクセになる気持ち良さ。
面白そうな歌詞だが英語力無く未だ訳せず。「OD'd」はオーバードーズを意味するとも聞いたが…。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - Teen Archer ★★ (2014-07-16 06:59:07)

前曲を締め括る水洗トイレみたいな(失礼!)SEに続いて入るイントロに、重めのドラムが重なり本曲はスタート。
煮え切らない印象を受けるもソロの後からそれはガラリと変わる。
アップテンポになりドナルドのVoもその表情をやや攻撃的に変化させたのだ。
クライマックスはギターでキメ、間髪入れずラストナンバーへなだれ込む。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - The Red & the Black ★★ (2014-07-16 04:34:08)

本アルバムが1stと全く違うことを知らしめる意味を持つハイスピードブギー。
曲自体は1st 2曲目で披露済みだが、この大胆なリメイクは以後のスタンダードバージョンとなりライブを盛り上げた。
「赤と黒」は歌詞中で皮肉られるカナダ警官の制服の色らしく、スタンダールは無関係。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation - Wings Wetted Down ★★★ (2014-07-16 06:39:18)

ブーチャード兄弟作詩作曲の名バラード。その儚げな悲壮感たるや。
ジョーのVoが見事にハマった好例であった。(スペクターズの「ノスフェラトゥ」なんかもそう。)
サビで聴こえるエリックのVoも良し。
特筆すべきはエフェクトを掛けたギターソロ。
この泣きメロは少ない音数で最大の効果をあげている。