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Abominable Anno Domini (失恋船長)


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Abominable Anno Domini

老いは怖い、身の覚えの無いCDを発見。僕がいない間に彼女がダンボールの山と格闘、専用の棚を購入してお店みたいに並べ立てたC列の中から出てきたのがこの一枚。いつ買った?俺のか?なんでここにある?不安をよそに、確かブラジリアンスラッシュだったよなぁ?そんな期待と不安を抱きスタート。キレ悪いな、しゃがれ声の唄だな、急に出てくるねギターと思い出せない記憶を辿りながら聞き進むはド直球のスラッシュです。リズムの乱れも少々に突き進む様は攻撃性こそスラッシュと思う同胞には食指が進むこと請け合い。オリジナルのリリースが1987年と記載されているだけにオールドスクール丸出しの激烈サウンドに身を乗り出さずに入られません。低音の迫力不足もさることながら音質の薄っぺらさがダイナミズムに欠けもう少しなんとかならんのかと思いながらもリズムチェンジもソコソコにハードコアテイスト溢れる元祖デスメタル的な楽曲郡が程よく刺激を与えてくれます。ささくれたリフワークが背骨をチリチリと刺激する、むずがゆい不快感にマニアなら恍惚ですよね、それにギターが時折、印象的なフレーズを奏でソロでは歪みながらも綺麗目の音色が緊張と緩和は演出。聴かせ方に工夫が見られますね。聴き進むうちに癖になる懐かしのオールドサウンドに目頭が熱くなりました。

失恋船長 ★★★ (2013-08-30 18:19:48)