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TO GAIUS! (FOR THE DELIVERY OF AGRIPPINA) (2005年)
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TO GAIUS! (FOR THE DELIVERY OF AGRIPPINA)
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解説 - TO GAIUS! (FOR THE DELIVERY OF AGRIPPINA)
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-08-18 17:59:43)

2005年発表の1st。
2009年にDaemon Worshipより2曲のボーナスを付けて再発。

…もうこれは聴いた瞬間、カルトっぷりに圧倒されてしまいますね。蟲の羽音と金属質なノイズを組み合わせたような、音圧の高い、かつノイジーなプロダクションに、深みに落ちていくような、邪悪なメロディを込めたリフが乗ると、もうそれだけで底の見えない、悪意の塊のような暗闇を感じさせる音像の出来上がり。最早どす黒い瘴気が目視できてしまいそうなほどの邪悪さです。

…他のバンドを例に挙げるなら、DEATHSPELL OMEGAの2ndや3rd辺りを、芸術性をカッ剥いでノイジーさと音圧で更に凶暴にした感じでしょうか。ヴォーカルもMikko Aspa並みにドスの効いたガナリかつ、Attila Csihar系の唸り絶叫を繰り出したりカリスマ性がありますし。ただ、本編の終わりに「騎士たちの踊り」(ソフトバンクのCMのアレ)に効果音を被せたエンディングがあるのは、何だか気が抜けてしまいますが…(笑)。

2005年以降リリースがないにも関らずDaemon Worshipが目を付けるだけのことはあって、あのレーベルのバンドが共通して持ってるような邪悪さは、このバンドも色濃く持っている感じですね。ノイジーでやや聴き手を選ぶとは言え、邪悪度だけでいったらこのレーベルの所属バンドでもかなり上位に食い込めるかもしれません。カルト志向な方は是非。



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