この曲を聴け!
最近の発言
Cunts of Jerusalem / Crux Simplex / PROFANATICA (kamiko!)
Broken Jew / Rotting Incarnation of God / PROFANATICA (kamiko!)
Compelled by Romans / Crux Simplex / PROFANATICA (kamiko!)
Crux Simplex / PROFANATICA (kamiko!)
Heresy / NEEDLESS (うにぶ)
Lake of Fire / The Key / NOCTURNUS (うにぶ)
Discordance / Utopia Banished / NAPALM DEATH (うにぶ)
Dark Crusade / Mental Funeral / AUTOPSY (うにぶ)
Robbing the Grave / Mental Funeral / AUTOPSY (うにぶ)
Asphyx / ASPHYX (うにぶ)
Inquisition / The Highest Level / DEFILED (うにぶ)
Deadly Metal / The Age of the Offended / CADAVER (うにぶ)
The Age of the Offended / The Age of the Offended / CADAVER (うにぶ)
The Highest Level / DEFILED (うにぶ)
The Age of the Offended / CADAVER (kamiko!)
The Age of the Offended / CADAVER (うにぶ)
Frozen in Time / OBITUARY (うにぶ)
Unholy Deification / INCANTATION (kamiko!)
Dying of Everything / OBITUARY (kamiko!)
The Withering / IN LOVING MEMORY (kamiko!)
Morbidity Triumphant / AUTOPSY (kamiko!)
You Suffer / Scum / NAPALM DEATH (名無し)
You Suffer / Scum / NAPALM DEATH (名無し)
Lack of Comprehension / Human / DEATH (666death)


MyPage

デスメタル - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


Cunts of Jerusalem / Crux Simplex / PROFANATICA
聖地エルサレムを侮辱する内容の歌詞は、信者にとっては相当に不快感だろうなぁと思う1曲。
昨今の戦争騒ぎに、宗教戦争と悪魔崇拝が絡む側面があるとボクは思っている。
英米産(コレは米)で、敢えてこの時期にこの曲を爆弾投下するんだから、本人たちが否定したとしても
まあネオナチ疑惑は消えないな。

kamiko! ★★★ (2023-11-04 19:39:45)


Broken Jew / Rotting Incarnation of God / PROFANATICA
他宗教を否定するブラスフェミックメタルと称しつつも、こういう曲を書いてしまうんだから
当人たちが否定したとしても、ユダヤ人やキリスト教への侮辱や敵意が感じられ
ネオナチ疑惑は消えることはない。ただ、よくある悪魔崇拝ブラックで散見される
特定の悪魔を示す象徴も全く描かれない。

kamiko! ★★★ (2023-11-04 19:30:47)


Compelled by Romans / Crux Simplex / PROFANATICA
ギターは、中高音域のメタリックな音像が決してドゥーム向けではないにも関わらず
超スローパートでは、非常にドゥーミーなドロリとした感触を楽しむことができる。

kamiko! ★★★ (2023-11-04 19:17:04)


Crux Simplex / PROFANATICA

米国産ブラック2023年作
危険思想を含む真性ブラックで、相変わらず普通に買うことができる盤。
このテの危険思想をファッションとして掲げて活動するブラックメタルは結構多いが、活動当初から一貫した
思想を基に創作し、全くコマーシャルな妥協が感じられない、本気度の高いバンドは数少ないと感じられる。
活動初期にIncantationから思想的理由で分裂し、伝統的コープスペイントを施し、活動初期からの本気度の高さを
未だ堅持し続ける古参バンドとしては、彼らが筆頭。アングラ帝王の古巣Incantation比較も、もう意味を持たない。
Profanaticaのレビューを書く度に書いている気はしないでもないが、デス・ブラックメタルの音響的クオリティを追求した
Incantationに対して、背徳・危険思想という精神性から見た存在感は、はるかにProfanaticaの方が上なのだ。
そういう核が存在するが故に、単調で無骨な、粗暴な演奏がむしろ、不穏な危険性を孕んだ音に感じられるのです。
音響的な持ち味は、Paul Ledneyの単調なスネアビート、獣のようなヴォーカルの存在感で圧倒されるところだ。
近作は同じような世界観と音楽性で、延長上にある焼き直し感があるにも関わらず、その存在感が圧巻過ぎて脱帽という感じ。
Compelled by Romans、Wipe the Fucking Face of Jesus、Cunts of Jerusalemという曲から、彼らがどの立ち位置に
いる集団なのか窺える。また、悪魔崇拝をテーマとする楽曲が登場しないところは、自身を尊大に崇拝していると
一応の解釈はしている。多くの崇拝系ブラックがルシファーやリリスなどのサタニズムに傾倒しているが、
また、ごく一部ではヤハウェを悪魔的象徴に見立てた冒涜的な作品なんかもあると思うが、他宗教の冒涜に徹し
一体何を崇拝しているのかわからないミステリアスさも、作品の魅力を底上げしている。

kamiko! ★★★ (2023-11-04 19:08:19)


Heresy / NEEDLESS

ハンガリーのプログデス/テクニカルデス・バンドの1stです。
テクニカルと言っても超高速で突っ走る系ではなく、物語性を感じさせる楽曲を様々な手練手管で聴かせる系デス。
スラッシュ/メロデスと言っても構わないくらい、メロディも充実しています。
2ndが大好きで、遡って聴いたのですが、1stと言っても結成15年目と言うことで未熟さはなく、細部までコントロールされた緻密な作品になっています。
とにかく彼らの曲は私にとってひたすら気持ちよく、どの曲も初めて聴いた瞬間から胸にしみこんで心を洗い流してくれます。
うーん、好きだ。

うにぶ ★★ (2023-10-29 00:01:02)


Lake of Fire / The Key / NOCTURNUS
キラキラして神秘的なイントロを完全にぶち壊して、トチ狂った演奏が空間を引き裂いて暴れまくる始まりで勝負ありデス。
いやー、何が起きたのかと思いましたよ。
曲自体はけっこうかっこいい暴虐スラッシュ/デスなのですが、間奏部分のキーボードがSF感丸出しの効果音を飛び道具的にぶち込んでくるところがクレイジーで最高。
ネタ曲として語り継がれるべき個性あふれる名(迷)曲。

うにぶ ★★ (2023-10-15 23:37:55)


Discordance / Utopia Banished / NAPALM DEATH
初めてこのアルバムを聴いたとき、このオープニング曲のヘヴィさに驚き、どれほど凄まじい音楽が始まるのかとゾクゾクしたことを覚えています。
ただのSEかと思ったら、重々しいベース・サウンドが鳴り響き・・・この重さのままで次の曲が疾走を開始したらどれほどかっこいいのかと夢想したものです。
実際には2曲目につながった途端、拍子抜けしてしまったのですが・・・。(たぶん、2曲目が「Cause and Effect, Part II」あたりだと、より満足できたはず)
凄まじいヘヴィネスを保った疾走――それはその時以来の私の理想音楽の一つです。

うにぶ ★★ (2023-10-15 23:26:37)


Dark Crusade / Mental Funeral / AUTOPSY
極端から極端へ。
近頃聴いて感嘆したのですが、20年くらい前の私が聴いたら歓喜していたであろう、エクストリーム・ミュージックの「やりすぎ」を集めたような名曲です。
既存の楽曲モデルをぶち壊して突き抜けたことをやる。これこそメタルの醍醐味じゃないですか。

うにぶ ★★ (2023-10-15 23:15:05)


Robbing the Grave / Mental Funeral / AUTOPSY
ドゥームとしか思えないパートも、デスメタルならではのパートもあり。
当時はそんな区別はあまり重要ではなかったんでしょうね。今聴くと実に個性的で新鮮です。
おもしれ~。

うにぶ ★★ (2023-10-15 23:10:24)


Asphyx / ASPHYX

オランダのデスメタル・バンドによる'94年の3rd(『EMBRACE THE DEATH』を1枚目と数えれば4作目)アルバムとなるセルフ・タイトル作です。
ヴォーカル・ベースはこのアルバムのみのRon van Pol。ドラムスとキーボードも今作限りのメンバーなため、ギターのEric Danielsだけが以前からのメンバーという微妙なラインナップ。
しかも私が彼らに惚れた出会いの作品である4th『God Cries』のみEricが不参加だったため、なんとメンバーが一人もかぶらない。完全に次作とは別バンドです。
ちなみにTheo Loomansが歌う『God Cries』の後に聴いたのはMartin van Drunenが歌う1st『The Rack』で、結局私が聴いた3枚はみな歌声が違うんですよね。でも3人ともタイプは違えど私好みで、しかも3枚とも「ああ、ASPHYXだ。良いアルバムだなぁ」と聴き惚れてしまうのです。
それでこのアルバムなのですが、とにかくドゥーム感が強い。重々しいスロー・ナンバーが快感な、ズッシリ系デスメタルになっています。1stにもその傾向はありましたが、更に徹底しています。 特に(1)「Prelude of the Unhonoured Funeral」と(5)「Initation Into the Ossuary」は沈み込み具合や荘厳さが素晴らしく、ドゥーム・デス/ゴシック・デス系を好むリスナーには堪えられない名曲です。
かと思えば(7)「Abomination Echoes」はインダストリアル系バンドのような機械的ズンズン・リフがたまらんし、(8)「Back Into Eternity」のイントロのシンセなんて「これ絶対ブラックメタルが始まるヤツ」って雰囲気で、おいしいったらありゃしない。
ジャンル分けが固まる前の型にはまらないデスメタル。しかもこのラインナップは1枚のみ! 個性的で味のあるメタルが好きなマニアにはおすすめです。

うにぶ ★★★ (2023-10-15 22:44:50)


Inquisition / The Highest Level / DEFILED
アルバム中屈指の不思議曲。カテゴライズが難しい。
冒頭のリフなんてデスメタルでこれ使うかよっていう奇天烈さだし、ドラムスの変幻自在っぷりは頭おかしいレヴェルだし、何度聴いてもなぜこれが自然につながるのかがわからない展開が狂っていて実に味わい深いのです。
タイトルが「異端審問」で魔女狩りがテーマのようですが、理不尽なテーマには理不尽な曲が適うということでしょーか。

うにぶ ★★ (2023-10-15 22:15:41)


Deadly Metal / The Age of the Offended / CADAVER
TNTのカヴァーです。もはや違う曲に聴こえますが、よくできたアレンジで、はまっています。
ドラマーはMEGADETHやSOILWORKにいた人なので、こういう曲もかっこよく叩けてますね。
ギター・ソロをロニー・ル・テクロに入れてもらおうと、彼の所有スタジオにアンダース・オデンが行ったら、曲全体を弾いた上に他の曲もみんな弾かせろとロニーが言い出し、一週間もスタジオに留められたとか。
そんな興奮状態のロニーを想像しながら聴くと、ニヤニヤが止まりません。

うにぶ ★★ (2023-10-15 21:11:54)


The Age of the Offended / The Age of the Offended / CADAVER
この曲のMVを観ると、ウッドベース使ってますね。2nd『…In Pains』に参加したアイラート・ソルスタッドが復帰したらしいです。なんだか手の甲や指に刺青(ペイント? いやただの体毛???)があってヤバそうな人だと思いました。
ロニー・ル・テクロは指になんか金属をはめて変な効果音出して遊んでます。
曲としては地味なんだけど、映像を観てるだけで楽しい。
次作は曲作りからロニーが参加すると考えると、どんな奇天烈な音楽になるかとワクワクしちゃいます。

うにぶ (2023-10-15 21:01:06)


The Highest Level / DEFILED

'23年発表の7thフルです。
たぶん今年、デスメタルの中で一番このアルバムを聴いている気がします。お気に入りで、というよりは理解できなくて。
前作『INFINITE REGRESS』は全然違和感なくしっくりきて、「ああ、いいなこのアルバム」と気持ちよく聴いていました。
このアルバムはまず音づくりに引っかかりました。なんだかリヴァーブが少ないせいか、乾いた音で、デスメタルらしい重々しさが感じられません。『IN CRISIS』の頃とは全く違い、前作と比べても生っぽいと言うかハードコアっぽい音な印象です。
速く激しくヘヴィなデスメタルなのは間違いなく、複雑で色々凝った展開があるのもいつものこと。だからサラサラと聞き流すこともできます。
でもなんか違うんです。
デスメタルってけっこう音で空間を埋め尽くし、邪悪な雰囲気で持っていけばOKみたいなところがあると思うんですが、残響が少なく各楽器の音が分離して聴こえることで、誤魔化しが効かない作品になっているためでしょうか、一人一人が演っている「変なこと」がいちいち意識に入ってくるんです。
「え、何でこの展開でドラムがそんなこと始めちゃうの?」「えー、リフの合間にそのアクセント要る?」「何この珍妙なリズム!?」みたいな。
自分の中で「こういうのがデスメタル」と思うような型にはまってくれない。こう来るだろうなみたいな予測が外れて、非常にキモチワルイ。
だったらこれが嫌いなのかと言えば、聴くたびに新たな刺激や発見があって飽きないために、徐々に徐々にのめり込んでいってしまうのです。結局やたらリピートしちゃっています。
あと、とにかく曲それぞれの個性がはっきりしていて面白いです。(6)(7)(8)あたりを続けて聴いていただければわかりますが、振り幅が大きくて雰囲気がガラッと変わります。
完全に我が道を行っている作品です。ここでしか聴けない音、このバンドしか作れない音楽。こういうバンドは追い続けないと後悔しちゃいます。

うにぶ ★★ (2023-10-09 21:01:32)


The Age of the Offended / CADAVER

ノルウェー産デスメタル2023年作
なんだか様変わりしたな・・と思ってましたが、同郷TNTのギタリスト加入が原因ですか。このギターは誰だっけと思ってたが。
元々、真性で危険な感じこそしない反面、暴虐性がウリ(にしようとしてそうでもなかった)のバンド。
バンド名すら忘れそうになった頃に突如リリースされた前作EDDER & BILE (2020年)で、適度なゴア要素と暴虐性を備えた鉄板B級デスに。
オールドスタイルを残しつつ、ブラストを交えつつもシンプルな突進B級ズトボコ感、コレがこのバンドの大きな魅力だ・・・が
随分とカジュアル化した印象、TNTらしさが加わったかというと、ボクの印象では、アクの強いギタリストが加わった(笑)という感じ。
そもそも昔はダブルベースを取り入れたり、何か他のデスメタルとの差異化をしたい意思が割と強く感じられるバンドでもあるので
飛び道具のようなギターがやりたい放題やってる、オールドスタイルからなんでもアリのカジュアル化はワリと納得な感じです。
硬めの音質で演奏されるリズム隊の無骨なズトボコ感は、最低限残されているが、コレは維持していって欲しいな。
ギターが目立つ分、リズム隊の魅力が全面に出た前作の方がボクの好みではある。
しかし、やりたい放題楽しくやってる感が伝わってくる今作は、コレはコレでアリかなと。

kamiko! ★★ (2023-10-09 02:43:40)


The Age of the Offended / CADAVER

'23年発表の、5th(CADAVER INC.時代を含めれば6th)アルバムです。まあ、私は今作が初CADAVERですが。
で、今作をなぜ聴いたのかというと、ロニー・ル・テクロが加入したっていう驚愕のニュースを目にしたせいです。
同郷ノルウェーのレジェンドであるTNTの、『KNIGHTS OF THE NEW THUNDER』収録曲「DEADLY METAL」をカヴァーさせてくださいって言ったら、ギター俺に弾かせてよって本人がノリノリで、そのままアルバム全部とバンドそのものにまで参加しましたとさ・・・って、どんなおとぎ話だYO!
そんな流れからの想定としては、漆黒のデス(一時期ブラック)メタル・バンドがメロデス化する悪夢しか思い浮かばないのに、実際出てきたのはプログ・デスとかサイケ・デスと言いたくなるような狂った音楽っていう斜め上展開。
ロニー・ル・テクロって、透明感のある北欧メタルなんて一時期しかやってなくて、TNTもソロもやりたい放題のごった煮プログなクレイジー野郎でしたね。ついでに自分のスタジオでエクストリーム・ミュージックの収録に立ち合い続けた人みたいです。
DEFILEDの新作もそうでしたが、最近のデス・メタルは本当に自由も自由、みんな尖ってればなんでも良いって好き放題やらかしてくれてます。このアルバムも類型にはまらないんで説明が難しいったらありません。
「ヤバいメタル」って感じの音楽デス。ロニー・ル・テクロの所業かどうか知りませんが、変なギター満載の、マニア必聴な異色作。

うにぶ ★★ (2023-10-08 21:47:24)


Frozen in Time / OBITUARY

あまりの猛暑・酷暑に心を折られる毎日の中、涼しげな音楽が聴きたいなーということで手を出した1枚。
実のところ、今年新作が出たので色々聴き返そうと思ったら、このジャケに目がとまって、新作そっちのけでこればかり聴いてしまったという、なしくずし聴きでした。
内容は、「手堅い」の一言です。飛び抜けたインパクトはないのですが、無駄に熱くならない冷厳サウンドが実に心身を癒してくれて重宝しました。
今後も夏になったら思い出して聴きそうな気がします。
最近OBITUARYとかBOLT THROWERとかASPHYXなんかに鎮静効果を感じちゃうんですよねー。年のせいかな。

うにぶ ★★ (2023-09-02 19:45:37)


Unholy Deification / INCANTATION

米国産デスメタル2023年作
3年ぶりの新譜、このバンドは既に完成の域にあってもはやゲットしなくても中身がわかる(笑)気がしていたがジャケがいい感じなのでゲット。
相変わらず高い完成度、有名老舗デスメタルで、妥協の時代が無く方向性がブレずに突き進むバンドはコレだけじゃないかな。
ドロリとしたドゥーミー要素、アングラ臭漂う黒い感じは健在。近年は無駄にギターソロを奏でる割合がほんの少し増えた感じはするが許容範囲。
一般デスメタルファンであれば、この盤があればもう、他は無くてもいいんじゃないか、と言っても過言ではない程の安定のクオリティだ。
とはいえ、近作から少しずつ気持ちが離れているのは確かだ。まあバンド発祥ルーツを辿った時、分裂したもう一方のバンドProfanaticaの方が
圧倒的に狂気に満ちており、初期からずっと聴いているボクとしては、どうしてもProfanaticaが比較対象になってしまうからだろう。
音響的にも楽曲的にも完全にIncantationの方が上でデスメタルを純粋に楽しむにはこっちなんだよ?
しかしながら、音響的には圧倒的に溝を開けられた感があるにも関わらず、完全に狂気の世界に身を投じてしまったProfanaticaの存在感が故に
魂が欠ける商業音楽に思えてしまう錯覚に陥ってしまう。実際はそんなことはない、入魂のデスメタルなんだが、ボク的にはそう感じてしまう。
元々米国産にあまり趣きを感じず、オールドスクールデスに一定の無骨さやローファイ録音を求めてしまうボクの性癖も手伝って
恐らくこの盤を聴き続けることは無くなるかなぁ、という予感はしているが・・・。
とダメ出しをしてしまったが、コレはあくまでボク個人的な感じ方なので。ここまでスゴイ完成度を誇るデスメタルはそうそうありません。
なんにしても発売直後にゲットしているんだから、ボクもいろいろ文句を言いながらも結局はこのバンドはチェックしてるんだよ(笑)。

kamiko! ★★★ (2023-08-28 12:20:49)


Dying of Everything / OBITUARY

米国産デスメタル2023年作
初期の3作Slowly We Rot(1989年)、Cause of Death(1990年)、The End Complete(1992年)のクオリティが高すぎて
その後のアルバムは受け入れられず、ずっとスルーしてきたが、ほんのりと初期のテイストが戻ってきた今作を過剰な期待をせずにゲット。
感受性豊かな若い頃に衝撃を受けたバンドだけあって、なかなか新作というモノが耳に馴染まないということはありますが
初期の衝撃再び、というワケにはいかない及第点なサウンドだな、というのが正直な感想だ。しかし、悪くない。
初期作品にあって、現在薄れつつある固有のモノ、というのがハッキリある。初期作品は倍音が少な目の控えめな音像ながら芯のある音だった。
決してギターは目立ち過ぎず、他のフロリダデスと比べても静かなるデスメタルといった感じが魅力だった。
そんな音作りで、高密度に刻み、電源をブチッと落としたかのようなブレイクが入る。
そんなスタイルのギターが、粘り気のあるドラムのリフ回しに絡み合うコラボレーションが絶妙だった。
確かにその音像は現在も引き継がれてはいるものの、初期の音の方が個性が際立っているんだよ。
まあ、古参のギタリストのスタイルは変わらないんでしょうが、後期から参加するギターの色が若干そのスタイルを変えてるのかも。
古参の古学校死サウンド自体が貴重ですから、このサウンドがハマらないワケではないんですがね。若干コマーシャルな印象を受けてしまうのが難点。
ダメ出ししたけど、冒頭で言ったように、決して悪くはない。少なくとも近作よりは良いサウンドに進化(戻りつつ)しつつあるね。
なんにしても、90年代初頭デスメタル黎明期の古参デスメタルバンドが息長く活躍し、しかも勢いを取り戻しつつあるのがいいね。
Autopsy、Pestilence、Possessed、Cadaver、Massacre、Benediction、Messiahあたりの90年代を彩った古株デスメタルがツボを突く作品を出している。
だからこそ、このバンドにも当時の衝撃を再び期待してやまない。

kamiko! ★★ (2023-08-12 01:08:17)


The Withering / IN LOVING MEMORY

スペイン産ドゥーム寄り様式美HM2022作
NEGATION OF LIFE(2011年)から10年、結局この前作の愛聴度は高く10年間頻繁に聴いてきた。
展開下手だなぁと思いつつも、結局その完成された音響の魅力の虜になってしまったワケでして・・。
際立ったハイテクニックや曲展開ではなく、オーソドックスな造りから外れない。とはいえ聴けば一発でこのバンド固有の音だとわかる。
もはや生活の一部と化したこのサウンド、昨年新作が出て狂喜したんですが、デジタルDLは簡単にできても
CDを手に入れるのには相当苦労した。だいたいこのバンド名は検索に引っ掛かりにくく、売ってるショップを探すのが一苦労。
うまく検索したら売ってる場所が見つかるんでしょうが、全世界あらゆるショップを探して、日本に空輸してくれるお店は
カザフスタンのショップ1つだけしか発見できず。初めてカザフスタンのショップで買い物したよ。。。ケースなしで届いたけど。
さて、前作から何が変わった?と言われると、音像そのままに曲の構成がちょっと変わっただけ。芯がぶれないというか、ホント変わらない。
音響は既に完成の領域にあり、変に雰囲気が変わるような音作りをする必要もなく、これでいい。前作と何が違うん?とか思うかもしれないが
ボクとしては100点満点、変に新しい挑戦をせず、延長線上の音楽性でいい。このまま路線変更せず熟練の域に行ってくれればいいんです。
鈍重でジャリジャリの金属が擦れるような重低音、ゆったりとしたテンポ、冷たい湿った空気を漂わせる残響とSE。
聴きようによってはゴシックメタルにも聴こえるしドゥームにも聴こえる丁度中間点を突く適度な陰鬱さを備えてて
真性な根暗サウンドではないところがいい。そして、ゴシックメタルあるあるの仰々しさや女声といったコマーシャル的なものも皆無。
こういう硬派で真面目な、様式美に寄ったミドルテンポメタルは希少価値があるとボクは思うんだよね。ホント無いんだよこういう音。
超オススメですが、デジタルでしかもう発見できません。

kamiko! ★★★ (2023-08-12 00:15:41)


Morbidity Triumphant / AUTOPSY

米国産デスメタル2022年作
ココ最近はメタルCDをトンと買わなくなりまして・・ココにお邪魔する機会も随分減りましたが
古参の古学校死はチョイチョイチェックはしとります。
まあ、大御所ですから、前作Puncturing The Grotesque(2017年)もクオリティの高い安定感抜群のサウンドでした。
ただ、聴き続けたかというとそんなでもなく、初期作品への愛情を超えるモノは無かったというのが正直なところ。
ゴアリーな質感とバラバラ死体を思わせるバタバタ感は、やはり若干コモり気味の湿度高めでカビ臭く、ドラムがベコベコな初期作
特にMental Funeral(1991年作)の質感が、当時のボクのツボに刺さりすぎて、それ以降の作品は仕事のように買うだけ
という感じでしたが・・・もちろん仕事ですから今作も買いましたよ。
いつもと同じ感想になるんだろうなと、実はあまり期待もしていなかったんですが、コレは!当時の質感と作風が蘇っている!
ボクのようなオールドファンは、もはやこういうバンドは新しい何かを求めているんじゃないんですよね。コレでいいんですよ。
ドロリとドゥーミーパートの後で、ズトボコのバタバタドラムで走り、搔きむしるような気持ち悪いギターソロで攻め立てる。
やってることは非常にMental Funeral時代に近く、且つ、熟練の演奏技術が加わってるワケで、久しぶりにガッツリ心を鷲掴みにされた感じだ。
いやー、コレですよコレ。Autopsyに求めていたモノは!オールドファンは全員買おう!

kamiko! ★★★ (2023-07-03 04:38:18)


You Suffer / Scum / NAPALM DEATH
俺もやったよ

名無し(2023-05-26 21:19:11)


You Suffer / Scum / NAPALM DEATH
俺もやったよ

名無し(2023-05-26 21:19:11)


Lack of Comprehension / Human / DEATH
人生に行き詰った時必ずこの曲を聴く。
Is Chuck dead?
Lies!!

666death ★★★ (2023-05-26 07:09:16)