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The Crowning Hprror

2013年発表の4th。
これ、何気に凄くセンスの良い作品なんじゃないでしょうか。

路線としては、オールドスクールなプリミティブブラックを更に先祖返りさせたような感じで、ブラックとしては飛び道具とも言える正統派なヘヴィメタル/ハードロック要素を取り入れた音。クリーンなど取り入れることは無く、いかつくドスの効いたがなりをカマす硬派なヴォーカル、スウェディッシュらしい叙情を感じさせつつ、ホラーな色合いも濃いメロディセンスなど、暗黒メタルとしての妥協を許すことは無く、変に温くなったりすることなくHM/HR由来の熱気を取り入れられているのが素晴らしいと思う。

元々アングラなブラックって、曲を構成するパーツが限定されるだけに楽曲が似通ったものになりがちですが、その点この作品は上手く回避出来てますよね。如何にもプリミティブブラック然とした、寒々しいトレモロを伴う疾走に熱いリードギターを合わせてみたりだとか、メロデスにも通じるメロディックなリフを取り入れてみたりだとか、カルトブラックとしては意外すぎるレイドバックしたリズムがあったりとか、楽曲ごとにアイデアが込められていて聴いていて飽きないです。これら要素が邪悪さをスポイルしていないのがセンスの高さを感じさせますね。

プリミティブブラックの大家とも言える存在のDARKTHRONEも正統派メタルに回帰するような作品を出してましたが、そういう路線が好みであればかなりお勧め。DARKTHRONEが激萎え要素である「微妙クリーン」を取り入れてしまったので、個人的にはそれが無いこのバンドの方に共感を覚えますね。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-08-30 19:42:46)


Rest in Morbid Darkness

2008年発売の3rd。
初期Bathory、初期Darkthroneをもっとスラッシーにした感じの音楽性です。
音質はプリミティブブラックにしては良好。
低音も効いていて、音の分離も悪くなく、ギターもいい感じにシャリシャリしてます。
ヴォーカルはダーティーながなり声です。
冷酷というよりは熱い感じのがなり声ですね。
ドラムは若干不安定ですが、ドカドカと2ビート気味のブラストで疾走してます。

ラストの雰囲気重視のスローテンポナンバー以外は疾走曲中心です。
スラッシーなブラックやプリミティブブラック好きにオススメです!

GOD ★★★ (2013-08-03 22:33:34)