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PERVERTOR (2012年)
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PERVERTOR
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解説 - PERVERTOR
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-06-02 11:07:30)

2012年発表の2nd。

スラッジの引き摺るような重さとブラックメタルの邪悪さを融合させた音楽性、同郷でかつNACHTMYSTIUM絡みの人脈という事で、このちょっと前に出たWOLVHAMMERを思わせる部分も多い作品ですが、作風の趣向自体は大分異なる感じですね。炸裂感がストレートなかっこよさにも繋がっていたWOLVHAMMERと比べると、こちらはより暗黒ムードを重視した粘性の高い音で、その分疾走パートも少なめ。

ギターのフレーズもブラックの寒々しさや叙情性よりは、カオティックで殺伐としたものを中心に弾いている感じで、それがスラッジ由来の灼け付くようなノイジーな音色とも相俟って、実体を持ったかのようなリアルなどす黒さを感じさせてくれますね。ヴォーカルはエフェクトが掛かってるせいでどうも狂性を殺いでしまっている感じなのが惜しいですが、「at the Mouth」での脳みそを弄くられているような喘ぎ絶叫を始め、パフォーマンス自体は殺気があって悪くないです。

全体的にWOLVHAMMERよりも暗黒マニア向けの音…と言いたい所ですが、50歩100歩というか、こんなバンドをチェックするような人はほぼ確実に暗黒マニアだと思うので(笑)、あまりマニアック度に差はないかも。名門Candlelightらしくしっかり作りこまれた音ですので、その手の音楽を好む方は安心して手を出せる音源です。



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