ブルースの歌唱力のすごさがわかる曲。 実際に歌ってみればわかるが、あんなの普通の人には歌えない。 序盤、「The sands of time for me are running low~」からテンポアップするところ、声がずーっと延び続けてる。 自分も実際やってみたが、そこまで延ばせない。 続いてAメロ(サビ?)「When the priest comes to read me the last rites」など。 あの声の高さ、出すことも難しいのに、ブルースときたらほとんどこの高さで歌いきってる。 しかも、この曲はライヴでは後半によくくる。 あれだけ歌っててまだこれができる彼の底力は半端なもんじゃない。 そしてラスト。「YEAH・・・HALLOWED BE THY NAME・・・」 まるで死にゆく囚人に祈りをささげる神父のように感情がこもる一節。 まさにこの曲はポールやブレイズには歌えない・・・・。
昔は、そんなに人気あった曲でもなかったんだけどね。なんか、「NO PRAYER FOR THE DYING」の時あたりから、物凄く評価が高くなったような気がします。 僕は、このアルバムのエンディングを飾るにふさわしい終末感のあるリフが好きです。 今日も聴いたけど、このアルバムは、捨て曲が一曲もないので、これも当然、特別扱いではなく超名曲になりますね。
スタジオ盤はテンポが遅くてちょっと・・。ブルースの歌唱としては「ROCK IN RIO」版が良く、演奏としては「LIVE AFTER DEATH」(結構、編集段階でいじられているという噂だが・・)がタイトでいいです!特にニコのドラムがいいですね。テンポの速さ 荒荒しさでは「REAL DEAD ONE」ですかね。どのバージョンも気に入ってます。長いインストパートはいつ聞いても興奮しますな!