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Unbroken (2011年)
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解説 - Unbroken
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-02-11 22:11:49)

現役引退したとばかり思っていたフィオナ。いきなりBON JOVIみたいな曲で幕が開きますが、年齢を重ねて円熟味を増した歌声は可憐さだけではない、女性らしい凜とした空気を纏い復活劇が話題性だけでは無いと言うことを知らしめてくれた。しかも国内盤のリリースもあったのだから、作品に対する信頼度と、一部のメロディ派にとっては彼女の作品は忘れられない魅力があっただけに、歓喜の声を上げたくなる復活作だろう。

プロデューサーはジェイムズ・クリスチャン。奥方のロビン・ベックとのデュエットもあり、他にもパット・ベネターのShadows Of The Night、そしてPROPHETの名曲Everything You Areを選んだ制作者サイドのセンス、埋もれていた名曲に再び脚光を浴びせたアイデアは大正解。彼女の成熟した歌声はけしてオリジナルと聞き比べても遜色ないクオリティを提示、忘れていたEverything You Are。思い出させてくれてありがとうである。

トミー・デナンダーを始めとする職人チームが堅実なプレイで貢献。フィオナの復活劇に華を添えてくれる。AOR系のハードサウンドが好きなマニアは安心して手を出せますね。フィオナの歌声を頂点に築き上げた粒だった楽曲群、昔はヴィジュアル&フェミニンな魅力を押しつけられた戦略に苦悩もあったろうが、今作には、そのような無駄な力は入っていない。

ある意味、彼女の名前と存在感を担ぎ出しただけで、マニア筋は食指を伸ばしたくなる衝動に駆られますが、今作はその期待を下回ることはないでしょう。メロディアスなサウンドってやっぱりイイですね。あと⑤はロビン・ベックの曲じゃないよなぁ。似たタイトルはあるけどね。



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