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CONTEMPLATION MISANTHROPIQUE DE L'HUMANITé... (2008年)
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解説 - CONTEMPLATION MISANTHROPIQUE DE L'HUMANITé...
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-10-20 22:54:35)

2008年発表の1st。

3曲で30分近くという大作主義な作風の鬱ブラック。
鬱ブラックの中でも、聴いていて情景が浮かぶタイプの作風ですね。ギターが聴き手の生気を奪うように、ノイズの霧で全体を覆いつつ、そこにキーボードの淡々としたメロディが絡み、ヴォーカルが泣き叫ぶように絶叫するスタイル。

個人的にはキーボードの使い方が、BURZUMの名曲「Dunkelheit」に通じる、深淵に向かって一歩一歩踏み込んでいくような、神秘性と絶望感を感じさせてくれる音でかなりツボ。特に1曲目・3曲目は、大罪を犯した人間が死後に地獄への回廊をとぼとぼと歩いているような絵が浮かび、その情景の絶望感に打ちひしがれそうになります。

鬱系のアルバムとしては短めで、情景に浸ってると結構すぐ終わっちゃいますが、その分濃く「聴かせる」世界観を持っているのでお勧め。ほんと聴くだけで気力が萎えてきそうです(笑)。



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