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GALGENDäMMERUNG: VON NEBEL, BLUT UND TOTGEBURTEN (2002年)
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GALGENDäMMERUNG: VON NEBEL, BLUT UND TOTGEBURTEN
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解説 - GALGENDäMMERUNG: VON NEBEL, BLUT UND TOTGEBURTEN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-09-28 20:53:44)

2002年発表の4th。

私が購入したのはMetal Mindから2000枚限定でリリースされているリイシュー盤で、販促シールに「ドイツで最も影響力のあるブラックメタルバンドの1つ…」みたいに書かれていて、「ほう…」って感じでレジに持っていったんですが、謳い文句に釣られて大正解でした。素晴らしくクオリティの高いメロブラです。

…どうもこのバンドはゴシック寄りだった時期もあるらしく、他のアルバムのレビューではよくOPETHが引き合いに出されてますが、ここで聴けるのはメロディックなリフを最重視したタイプのメロブラ。ブラック特有の、身を切るような凍てつき感を伴う苛烈なリフといい、時々MAYHEMのManiacを思わせる殺気だった絶叫ヴォーカルといい、個人的にはたまらない音。

ただ、この作品はガチなメロブラではありますが、割と長尺の曲も(ブラック的な)ミニマリズムには頼らず、しっかりとした楽曲構成能力で聴かせてくれる辺りは、確かにOPETHと通じるのかもしれません。特にプログレ方向に傾倒する前の、メロデス的な音を出してた頃のOPETHっぽい。こっちは怒涛の疾走パートを曲の主軸としてる感じですが、メロディアスさの度合いやドラマティックさは負けてません。

クオリティ的にも聴きやすさ的にも、ブラック初心者に対してもお勧め出来そうですし、シューゲイザーとかディプレッシブとか一回りして、純粋にメロブラとして質の高いものが聴きたくなった、ある程度ブラック聴きこんでる人も十二分に楽しめるであろう音。実は今までこのバンドは知らなかったんですが、「ドイツで最も影響力のあるブラックの1つ」というのも、強ち誇大広告ではないと思います。



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