カンタベリー・ミュージックの創始者と呼ばれるソフト・マシーン。 僕ははっきり言って彼等の音楽に関してはまだまだ初心者ですが、彼等の音楽を聴いて僕の音楽嗜好や音楽観が一変しました。それまでカンタベリーというとCARAVANやHATFIELD AND THE NORTHのような優しいくぐもりを想像していたのですが、マシーンには優しさというより誇らしさが強調されていて、でも取っ付きやすさがあります。無から何かを作り出してやろうという気持ちがそのまま音楽に表れている気がします。 それからオリジナルと同時にライヴ音源も併せて聴くと、彼等の魅力は倍増します。メンバーも言っているように、このバンドはライヴ・バンドだと素直に思えます。