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COLLECTORS OF THE KING (2010年)
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COLLECTORS OF THE KING
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解説 - COLLECTORS OF THE KING
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GOD ★★★ (2010-04-17 21:23:00)

2010年発売の最新作。
なんとドラムのJontho以外のすべてのメンバーが入れ替わっています。
前作で物凄い存在感を光らせていたTaakeのHoestや、
優れたメロディーメーカーであるギタリストのRymが抜けてしまったので
非常に不安だったのですが、個人的にはかなり気に入りました。
新ヴォーカルのHansFyrsteは、
Svarttjernというブルータルブラックバンドでもヴォーカルを務めている
期待のニューフェイス。
高音絶叫型のHoestは全然違うタイプですが、
ドスの効いた鋭いがなり声で、かなりカッコイイ。
個人的に3rdの頃のSatyriconのSatyrの声量をさらにあげた感じに聞こえます。
メイクもメッチャ気合入ってます。(笑
立派にサタンのメッセンジャーを務めてくれています。
ギターは、前作ほどキャッチーで胸を締め付けられるような
メロディアスな感じではないのが少々残念ですが、
カッコイイ刻みリフとトレモロリフを程よくブレンドさせた
素晴らしいリフワークを聴かせてくれます。
ドラムは相変わらずのJontho節を聞かせてくれます。
徹底的にブラスト全快というよりは、軽やかでリズミカルな彼のドラミングは、
他のブラックメタルではなかなか聴けないオリジナリティーに溢れています。
といってもブラストビートが少ないというわけではなく、
ちゃんと疾走してますのでご安心を。
ベースも結構効いていて演奏を支えてくれてます。
個人的に前作ほどの即効性はなかったですが、
邪悪さはアップしているので、聴けば聴くほど良さがわかってきてます。
メロディックなのを期待するとコケるかもしれませんが、
ノルウェーブラック好きには是非聴いてほしい作品。
ずばり名盤!




2. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-05-01 20:46:47)

2010年発表の6th。

ドラマー以外が交代したということですが、何の予備知識もなく聴く分には全く分かりませんね…確かにヴォーカルは代わってるの分かりますが、ブラスト全開なのにドラマ性のある曲作りといい、メロデスの泣きではなく、ブラックの邪悪さを内包したメロウさの光るメロディといい、路線もクオリティも変わりのない素晴らしさ。

ただし、音質は前作ほどノイジーではなく、メロディと暴虐性のコントラストは、前作の方が濃かったかも。メロディアスさ自体も少し減退してますし。…と言っても、依然として極上のメロディセンスがある事に変わりありませんが。むしろブラック特有のノイジーな音が好きな人以外には、より受け入れられやすくなったと思う。
ヴォーカルはHoestのブチキレ声とは違い、ブラックらしいがなり声ですが、ライブ時の(エフェクト無しの)Mortuusを思わせる太さ、邪悪さで彼のヴォーカルもかなりかっこいい。

ファストブラックと言っても、MARDUKやDARK FUNERALなど、このサブジャンルの代表格のバンドよりも、更にドラマ性に富んだ音を出していると思う。ファスト系なのにメロブラ並みにメロディが素晴らしいですし、エクストリームメタル好きなら是非。



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