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シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)
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シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)
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解説 - シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-02-04 21:47:00)

龍5150名義による東方アレンジ第2弾。2009年発表。
…この人の作品は、そのオリジナリティから担当者に目を付けられ、同人とは全く関係の無い
DISK HEAVENなどのメタル専門店にも置かれたようですね。確かにそれだけのものがあるかと。
メロスピを中心に、シンフォニックブラック、バラードまでの幅広い楽曲を本人の声楽的
歌唱による多重コーラスで包む、極めて独創的な音楽性は、その高いクオリティとも
相まって、ちょっと聴いただけでもCROW'SCLAWだとか、IRON ATTACK!だとかこのジャンルの
トップクラスのサークルと同じか、それ以上のインパクトを与えるように思います。
個人的にこの人の一番素晴らしいと思うところは、メタルの表現方法に対して、凄く真摯かつ
勉強熱心な印象を受けること。例えばヴォーカルですが…普通声は低音にはシンフォブラで
多用される声楽的威厳のある歌唱、高音にはLeo Figaro氏風の「味」を取り入れようと
しているのが垣間見えたり、デス声はDani Filth的な超音波絶叫と低音グロウルの使い分け
だけでなく、鬱ブラック風の半狂乱声まで使おうとしてたりで、聴いてて飽きないです。
…決して「独り大合唱」という個性だけに寄りかからない、自分のメタル観を追求している
アーティストだと思います。まあ、ヴォーカルに関して言えば、音節の切り方が変だったり、
鬱ブラ風デス声に照れが残ってたり、根本の歌唱力がもう一つだったりしますが…。
でも、これでデス声の威厳をSATYRICONやWATAIN辺りに、重ね方やエフェクトの掛け方を
FUNERAL MIST辺りに学んだらもっと凄くなるんじゃないでしょうか(注:単なる個人的希望)。
もう一つ希望を言うなら、一度でいいのでリードヴォーカル無しの本当の意味での
「合唱メタル」が聴いてみたいんですが…それはメタラーの血が許さないんでしょうか(笑)。



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