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プログレッシヴ
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日本
SIGH
SCENES FROM HELL
(2010年)
1.
Prelude to the Oracle
(6)
2.
L'art de mourir
(6)
3.
The Soul Grave
(3)
4.
The Red Funeral
(2)
5.
The Summer Funeral
(3)
6.
Musica in Tempora Belli
(2)
7.
Vanitas
(3)
8.
Scenes From Hell
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Vanitas
, 8.
Scenes From Hell
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2010-01-25 21:31:00)
2010年発表の8th。
SEAR BLISSのトロンボーン奏者が参加したことでも話題になった作品ですね。…いきなりですが、今年のベストはもうこの作品で決まりかもしれない(笑)。新年早々、すっげぇものが出てきてしまいましたね…。
路線としては、前作を踏襲した、スラッシュ寄りのメロブラに、地獄の炎が吹き上がるようなド派手なオーケストレーションを組み合わせたシンフォニックブラックですね。ひたすらに壮大で圧倒的だった前作と比べると、それ以前までのプログレッシブで前衛的な感性も、混じり始めている感じがします。
しかし、前作でも散々褒めましたが、このバンドのメロディセンスは異常。
音像の派手なシンフォ系のバンドは結構いますが、この作品はメロディ自体が優れてると思う。例えば、クラスでも楽器が苦手な人が、何とかメロディとして成立しているレベルの下手さでこの作品のメロディをリコーダーか何かで演奏したとしても、悶絶出来るくらいだと思う。
いくら日本人がメロディセンスが優れている(と言われている)とはいえ、流石にここまでのメロディ書ける人は余りいないのでは。間違いなく本物の才能を持っている人かと。しかもそのメロディが、これまた異常なまでの情景描写センスで描かれるのだからもう堪らないですよね。このメロを鳴らすにはこのアレンジが最適、というくらい、どのメロディもハマってると思います。
まあ、オーケストラ(特にブラス)は前述したように地獄の炎のようだし、地獄の針山を転げまわるようなスラッシュビートで疾走するし、ヴォーカルも地獄の炎に焼かれながら苦しんでるみたい(個人的に、川嶋さんのヴォーカルは攻撃性以上に苦悶を吐き出すような感情の濃さがあると思う)だし、地獄しか見えませんが(笑)早口での掛け合いの多いヴォーカルラインも、また焦燥感を煽るんですよね…。
…普通、「クサいメロディ」というと、その語感も手伝ってかどうしても卑俗的なイメージが浮かんでしまうのですが、この作品はその「クサいメロディ」をふんだんに取り入れながらも、卑俗さとは無縁な深淵さ・崇高さがあるのが素晴らしい。マジで中世の名画と同じくらいの芸術性で、地獄の様子を描いた作品だと思いますもん。しかし、地獄の風景ってこんな美しかったんですね…絶対行きたくないけど(笑)。
リアルに地獄へ行って、ロケしてきたとしか思えないような、情景描写に優れた作品。これをジャパメタやブラックが好きな人だけに聴かせておくのは勿体無さ過ぎる。メタルが少しでも好きな人は、前作と合わせてもう全員聴いて欲しいくらいです。
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2.
悟
★★
(2010-06-17 05:36:00)
B級ホラー映画っぽい感じで最高!
ジャケの情景が広がってきますね。
前作よりも好きです、はい。
純粋なブラックでは無いけども、日本でここまでの高品質な作品を出すバンドは貴重。
Arkha Svaの2ndが今年出るらしいが、そっちも気になるぜ!頑張れニッポン\(^o^)/
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3.
火薬バカ一代
★★★
(2011-02-27 19:31:31)
去年ショックだった事と言えば、とうとう西新宿のDISK HEAVENが店を畳んでしまった事なのだが、そこの閉店セールで最後に購入した作品がこれでした。(しかし西新宿の寂れっぷりには歯止めがかからんなぁ)
所属レーベルのサウンドホリックまで店じまいをしてしまったため国内盤のリリースは見送られてしまったが、マスタリングをジェームズ・マーフィが担当し、絶叫型Vo、歪んだ音色のリフ・ワークからヘヴィ・メタリックなソロまでこなすG、そして、時にリード・セクションの役割を果たす大仰なオーケストレーションを纏って、ツー・ビート主体でスラッシュ/ブラック・メタリックに疾走しまくる楽曲群・・・と、その内容は前作『HANGMAN'S HYMN』の作風を順当に踏襲。
今やオーケストラを導入したエクストリーム・メタルは珍しくも何ともないが、本作がユニークなのは、弦楽器と同じくらいの比率で管楽器も導入されている点で、鳴り物がドラマティック且つ景気良く吹き荒れるパートはユーロ・プログレちっく(?)なカオスを演出。それでいて前衛的な雰囲気や小難しい印象がないのは、↑上で別の方が指摘されておられる通り、このバンド独特の木目細い感性で構築された、悲壮にして劇的なメロディの魅力ゆえか。
特に、スピーディな楽曲が揃った本編の中において、葬送曲的な暗鬱且つ禍々しいメロディとヘヴィネスが異彩を放つスロー・ナンバー⑤は、個人的に本編中において最も耳惹かれた名曲。
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4.
Ray-I
★★★
(2012-02-14 22:36:24)
このアルバムを聴いたとき、ものすごい衝撃でした。
シンフォブラ自体あまり聴かない私ですが、
楽曲全部がいとおしく感じるほど素晴らしいものがあります。
テンションあげるときにもちょうどいいですし、
じっくりとお家で聴くのもいいですね。騒がしいですがw
多分、軍歌好きなら一発で落ちると思います。
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素晴らしい!!
★★
良い!
★
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