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東方幻朧悠月抄~IMPERISHABLE SIN AND MILLENNIUM HISTORY~
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東方幻朧悠月抄~IMPERISHABLE SIN AND MILLENNIUM HISTORY~
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解説 - 東方幻朧悠月抄~IMPERISHABLE SIN AND MILLENNIUM HISTORY~
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-01-10 23:15:00)

2009年末発表の、東方永夜抄インストメタルアレンジアルバム。
私はこの作品をより楽しむためもあって、未プレイだった永夜抄も一緒に買ってしまいました。
しかし、なんでこの界隈はこんなレベル高いアーティスト多いんでしょうね…。
このバンド(一人だけど)もリフやオブリ、ソロなどのセンスが当り前のように一流クラス。
このジャンルを大分聴いたおかげで、もう多少のことには驚かなくなってますが、
何も知らない状態でこれを聴いていたら間違いなく「驚愕」していたと思いますもん(笑)
個人的に、このバンドが優れていると思うのは、楽曲構成のバランスの良さ。
特に原曲の活かし方がかなり巧いと思う。例えば「恋色マスタースパーク」のサビ前のメロい
オブリであるとか、「少女綺想曲」のイントロのアレンジとかは、原曲のメロディの良さを
引き出すことと、メタルとしてのかっこよさの追求を両立させた好例だと思います。
原曲を大分離れたプログレッシブなパートや、原曲にはないメロを入れている曲もありますが、
自然な流れで聴かせてくれる辺り、やっぱりバランス感覚に優れているんだろうな…と思います。
また、この作品は原作ゲームのAルートとBステージ、EX(クリア後に出現するステージ)の
3つのストーリーをなぞる形で進行していきますが…原作のルート分岐が最終ステージなので、
必然的にそれまでの曲が被る事になるんですが、Bルートの方ではステージ5までを
メドレー形式の大作にしたり、「ヴォヤージュ1969」をあからさまにプログレッシブにするなど、
飽きさせないどころか、より楽しめる工夫がされているのが良いですよね。
前2作も実は買ってますが、フレーズやどのメロをどの楽器に担当させるかのバランスなどが、
かなり上がっている印象。あからさまに和風で、ごく分かりやすいメロディがいくつも登場する、
しかし単純だったりヌルかったりは決してしない、かっこいいメタルですので、陰陽座辺りの
和メタルが好きな人なら原作知らなくても確実に楽しめるアルバム。
「ゲーム音楽のカヴァーなんてイヤ」「ヴォーカルないと駄目」って方以外にはお勧めです。
…いや、本当は前者みたいな人にこそ聴いて欲しいですけど…。



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