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WALKIN' IN FAITH (1990年)
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WALKIN' IN FAITH
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解説 - WALKIN' IN FAITH
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Recent 50 Comments



1. ANBICION 11 ★★ (2009-10-26 15:06:00)

カナダ出身のギタリスト・Dennis Cameronのバンドの2ndアルバムで1990年リリース。清涼感溢れるメロディアスハードを身上としており、歌詞はキリスト教が重要なテーマになっているようだ。全曲名曲とはいえないものの、どの曲にも必ずキラリと光るところがある。ギターは上手いがあまり目立っておらず、完全に歌重視の作品に仕上がっている。
ベースが前面に出ている妙なミックスや打ち込みドラムのせいで、サウンドプロダクションは良いとは思えないが、美しいハイトーンを誇るJerome Mazzaの素晴らしい歌唱がそれらのマイナス点を何とかカヴァーしている。個性はないけど本当に良い声だ。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-09-04 00:09:53)

カナダ出身のクリスチャン・メタル・バンドANGELICAが、'90年に発表した2ndアルバム。但しバンドといっても、シンガーはデビュー作で歌っていたクリスチャン・メイトのロブ・ロックから、近年はスティーヴ・ウォルシュのソロ作に参加していたりするジェローム・マッツァに交代しており(これ1枚きりで脱退)、不在のドラマーの座はドラムマシンで補う等、リーダーのデニス・キャメロン(G)とその相方ロバート・バレン(B)のデュオ・プロジェクトとしての性格が益々強まっているのですが。
それでも、透明感を湛えたハイトーンVoと、全編を優しく包み込むボーカル・ハーモニーがいかにもCCMらしい柔和な雰囲気を醸し出すポップ・メタル・サウンドは質の高さをキープしており、美しいインスト曲⑩を始め、たっぷりと尺を取って弾きまくるバカテクぶりを誇示しながらも、楽曲の邪魔をしない(むしろ曲の一部として見事に機能している)華やかなデニスのGプレイも相変わらず冴え渡っています。
ソフトな作風からすると、ロバート・バレンのBがブンブン唸りを上げる音作りがややチグハグな印象を残すのと、メロディの哀愁味が強いわけではないため、曲によっては油断していると右から左へフワッと流れて行ってしまう掴みの弱さも否めませんが、キャッチー且つ爽やかに走り抜けるメロハー・チューン④と、ほんのりドラマティックなインスト・パートが冒頭に付け足されている⑥という秀でた逸品の存在もあって、個人的にANGELICAのカタログの中では聴き返す頻度が最も高い作品となっています。
彼らの代表作として本作の名を挙げるファンが多いというのも納得の1枚。



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