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BLOODY MELANCHOLY (2006年)
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BLOODY MELANCHOLY
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解説 - BLOODY MELANCHOLY
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-10-05 20:08:00)

LIFELOVERの()ことKim氏と、チェコの鬱ブラックTrist氏という鬱系好きには豪華すぎるメンバーがタッグを組んだプロジェクトの、2006年発表のデモ。500枚限定で、この一作をリリースしただけでプロジェクトは解散してしまったそうです。

音楽性は言うまでもなく鬱ブラック。
ほぼTRISTに近い路線ですが、もう少し淡くファジーで、抑揚が薄い感じで、曲が、単純に良い物を聴かせるというよりも、ヴォーカルの狂気を表現するための舞台として作られているような印象。2曲目なんかはリズムまで排してしまってますし。

そのヴォーカルですが…LIFELOVERの時とは比較にならないほど壊れてますね…。叫んではいるんですが、もはやこれは「デスヴォイス」でも「絶叫」でもない、「嗚咽」と言った方が正しいと思います。SILENCER以上に感情の針が振り切れていて、デス声の体を成していない声。本当に暗闇で頭抱えて叫んでそう…。これを聴いてると、アートワークの創傷だらけの腕とか、「精神病院で歌詞を書いた」とかが全くハッタリに思えなくなってきますね。

最近のXASTHURのように音像操作に凄く拘っている訳でもなさそうだし、I SHALT BECOMEやMAKE A CHANGE…KILL YOURSELF辺りと比べるとメロディも薄めで、鬱ブラックとしては割と地味目な作風だと思います…が、ヴォーカルの感情表現の上手さはこのジャンルでも生え抜きだと思う。ただ裏返った悲鳴を上げてるだけじゃなくて、リアルに「苦悩」や「苦痛」が伝わってくるような声なんですよね…



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