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曝獣
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解説 - 曝獣
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-08-23 09:17:00)

2009年発表のミニアルバム。
以前からメタラー間でも話題に上ることが多いアーティストでしたが、実際買って聴いてみて、
そのクオリティの高さに驚くと同時に、一発で惹き込まれてしまいました。
「焼け爛れるような鍵盤」「叫び唸るような哀しい弦」が激情とも言える情念を表現する
劇的なアレンジ、RAPHAELにも通じるキャッチーさ、ロマンティシズムを感じさせながらも
もっと歌謡曲寄りの歌メロ、エモーショナルという言葉では片付けられない感情の篭もった
ヴォーカルが、一丸となって一つの世界観を構築するかのような作品。
この殺陣が繰り広げられているような緊迫した雰囲気、前のめりに暗い熱情を吐き出していく
テンションは間違いなくHR/HMに通じるものがありますね。
「後悔曝獣」などは様式もほぼHR/HMと言って差し支えないかも。
しかし、このヴォーカル、素晴らしすぎるんですが…メタルの観点から言っても、非常に
優れたシンガーだと思います。NOVA-ERA、INSPIREの杉乃さん、GUARDIAN HACKERの
Asamiさんを思わせる、しゃくりを多用するスタイルですが…そのしゃくりや、声が割れる
ような激しい歌い方、語尾を絶叫させたりなどの感情表現が、無理のない、自然な歌唱の流れの
中で行われていて、心地良く聴けると同時に、そこに込められた情念に否応なく引き込まれて
しまいます。こういう、ドスが効きつつも艶やかさのあるヴォーカルはレアなのではないでしょうか。
アレンジ、歌唱、世界観共にメタラー好みのする作品だと思う。
最近ASRIELや六弦アリスなど、ゴシックな世界観とメタル要素を持ったアーティストが
DISK UNIONに入荷されてますが、このMIDDLEISLANDも是非棚に並べて欲しいです。
一撃で虜にするキャッチネスと、ムードの濃さを高レベルで両立させた素晴らしい作品ですよ。
アルバムの感想とは直接関係ないですが…
もしかしてこのアーティスト名、コンポーザーの中島岬さんの苗字からでしょうか。



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