「Catch a Fire」や「Burnin'」に比べるとリラックスしていて穏やかな内容。 前作同様、"バビロン・システム(西欧の文化や資本が社会を支配する構図)に対する レベル・ミュージック"という、闘うレゲエとは少し趣の異なる作品だと思います。 とはいえ、中には「Sun Is Shining」のように陽気なタイトルとは裏腹に ♪So, to the rescue, here I am!♪と隠れたメッセージを含む楽曲もあり、 やはりこの人は奥深いなぁ。 ビーチで軽薄なリゾート・レゲエを流すくらいなら、こいつを掛けてくれ。 しかし、僕がこのアルバムを購入した理由はちょっとばかり不純で、 いきつけの美容室にお気に入りの美容師さんがいて、彼女に近づくために このアルバムをプレゼントしたのだ。 そう、彼女の名前はこのアルバムと同じく「香弥(かや)」だったからだ。