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SHOCK TO THE SYSTEM (????年)
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SHOCK TO THE SYSTEM
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解説 - SHOCK TO THE SYSTEM
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1. 失恋船長 ★★★ (2021-10-06 15:05:54)

カナダ産のメロディアスHM/HRバンドの1st。オリジナルは1992年、そして日本では何故か1999年にAVEXのベアナックルからリリースされた一枚でもあります。国内盤は買ってないので分かりませんが、何故実態のないバンドの作品をリリースしたのか興味がありますねぇ。ある意味、世界に先んじて日本が再発したのですが、このバンドとにかくリリース時期が悪かった。1992年にメロディアスロックなんてねぇであろう。
しかし、ハードなロック色が強く軽薄はキーボードなんてものはなく非常に硬派なイメージを抱かせる本格派のサウンドを披露。いかにも日本人好みの生真面目なメロディアスロックを展開しています。
美しいピアノの音色に導かれるバラードの③なんて王道中の王道、ピリッとしたメロディアスロックを2曲続けてのバラードですからね、お約束も満載ですが、唄がパンチ効いているので軟弱になんて聴かせません。
プロデューサーにマイク・スラマーがいるのも重要、こういった人選とバンドの方向性、さらにはカナダと言う土地が生み出した筋の通ったロック色の強さと豊かな音楽性、メリハリの効いたサウンドは高いヒットポテンシャルを秘めており、爽快感から泣かせのメロディまで品揃えは豊富ですよ。

こういうお金のあるレーベルとメディアが一致団結出来たらイタリアの名門フロンティアレーベルみたいになれたのかも知れませんね。



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