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LES MONTAGNES HALLUCINEES
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解説 - LES MONTAGNES HALLUCINEES
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-04-19 21:11:00)

2006年発表のおそらく1st。111枚限定CD-R。
タイトル(「狂気の山脈にて」の意)はラブクラフトの著作名らしいです。

VINTERRIKETともスプリットをリリースしている事からも分かる通り、
描いている情景にブラックメタルのダークさにも通じるものが
感じられるインダストリアル/アンビエントを演ってますが…
これはかなり徹底しているんじゃないでしょうか。
1曲60分、しかも微妙に音に起伏はあるものの、ほぼ洞窟の暗闇から
聴こえてくるような持続音がひたすら続くという、音楽に
エンターテイメント性を第一に求める人が点数付けたら、
間違いなく0点つけて二度と聴かないであろう作風(笑)。

人間は5感を遮断されると、数時間ほどで光の明滅などの幻覚を
経験するといいますが…そういう「感覚遮断実験」を音楽で
やったらこんな感じだと思います。持続音に意図的に音飛びや
ノイズを混ぜてるんですが、これが凄く雰囲気出てるんですよね。
霊の存在によって録音に影響が出てるみたいな音像になってます。
底の知れない暗闇や、その中で蠢く「何か」の存在が確かに
感じられるような音で、情景描写音楽としてはレベル高いと
思いますが…VINTERRIKETやVELVET CACOON辺りは聴いてて当然、
もっと深い所を見てみたい!!という真性アンビエント・ブラック好きに
しか敢えてお勧めはしません(笑)。
BURZUMの「Dungeons of Darkness」を聴いて、「この暗闇に
時間の感覚が消えるくらい永く浸っていたい…」とか思う方はどツボでしょう。



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