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DON'T GET MAD... GET EVEN (????年)
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DON'T GET MAD... GET EVEN
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解説 - DON'T GET MAD... GET EVEN
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1. 失恋船長 ★★★ (2019-09-26 14:44:07)

トミー・ニュートンの相方をハーマン・フランクに、ドラマーもフリッツ・ランドウに変えリリースされた2枚目。今作も前作の流れを踏襲するワールドワイドなスタイルで勝負。オープニングからコーラスワークも耳を惹く、硬軟なバランスが取れたハードサウンドで勝負、キレのある②と流れ前作よりも明らかに垢抜けた印象が強い。その流れは最後まで続くのだが、ミドルナンバーが中だるみ感を誘発しているという意見もあるので、スピードナンバー中心に楽しみたい人には、少々厳しいかも知れませんね。バンドメンバーの変更は音楽性にも過敏に反応したのか、方向性を見定め派手さと言うか時代性を巧みに飲み込みメジャー感を前に出してきた。その中にハードエッジなスタイルを際立たす事でロックバンドとして矜持と言うものを感じる。
単なる売れ線ではない腕の覚えのあるメンバーが揃った質の高い一枚。ドイツ人らしい生真面目さと欧州由来の暗く湿ったメロディは、やはりアメリカ人には出せない魅力ですよ。

アメリカ市場を狙った音楽性、このメロディアス路線と真摯なハードサウンドは、W.A.S.P.やTWISTED SISTERを思い出しますね。こういう硬軟のバランスに優れたアルバムは80年代マニア以外にも、十分に通用する魅力があると思いますよ。
細かい類似性を指摘され低評価を喰らったアルバムですが、全体を包み込む雰囲気を楽しめる方なら、何の問題も感じないでしょう。ハードエッジなメジャー級メタルのお手本のようなサウンドを楽しめますよ。



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