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THUNDER CONCERT (2008年)
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THUNDER CONCERT
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解説 - THUNDER CONCERT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Scarlet Destiny ★★ (2009-01-11 13:24:00)

国産正統派メタルバンドLIGHTNINGのギタリストIRON-CHINO氏のプロジェクトによる東方Project様式美アレンジアルバム。
様式美アレンジという事でこれまでと違い主旋律をギターが担当することで迫力ある音になりましたね。
昨今レベルの上昇が著しいこのジャンルの中でもトップクラスのクオリティを持つ一枚になったと言っていいでしょうね。
最も個人的な感想としてはこれは東方のメロディを使ったメタルアルバムで、東方アレンジじゃないですね。ゲーム音楽っぽさは殆ど感じられないです。
UI-70やDemetoriの様にメタルとして高いクオリティを誇りながらゲーム音楽的な雰囲気を感じさせる様なアレンジや黒夜葬の様に同人だからありえる様なアレンジと比べるとどうも安っぽく感じてしまいます。あくまで個人的にはですが。
後同人で売名、金儲けをするなとか今更言うつもりもありませんし、空気読んで活動しろなんて高等な(苦笑)事も望みませんがせめて神主の発言くらいは読んでもらいたいものですね。
海外の雑誌に載っただか何だか知りませんが、東方は神主の作品であってIRON氏の作品ではないんですから。




2. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-01-14 20:46:00)

08年末発表の上海アリス幻樂団(=東方)のインスト・メタルカヴァーアルバム。
前作(「Dead Heat Refrain」)は未聴なんですが、レベルアップしまくってて
「Evil Mountain」の頃とは根本から違うバンドの音みたいになってるんですが…(笑)
KISSING THE MIRRORとのスプの頃からその傾向はありましたが、今作では主旋律に泣きの
ギターを用いる手法を全面的に解禁。それに伴ってか、リフもオブリも以前よりも
弾きまくり。もうめくるめくようなギタープレイを堪能出来るアルバムに仕上がってます。
更に、チェンバロ風の音でメロディの扇情度を上げたり、イントロや間奏にソロパートを
設けて曲の展開を劇的にしたり、単にメロディをなぞるだけではないセンスの光る、
キーボードの使い方もレベルが底上げされているように思います。音質面でも煮え切らなさを
感じてしまった「Evil Mountain」とは異なり、今回は非常にダイナミックで音量も適正。
少々荒っぽさも感じますが、メタルのかっこよさを伝えるにはこれ位が丁度いいかと。
3曲目ではベースが重低音で暗黒世界を演出し、そこに慟哭ギターをフィーチャーした
面白いアレンジなども聴け、様式美一枚岩ではないアレンジセンスも素晴らしいです。
…ネットでIRON ATTACK!の評判を見ていたら、「彼らは売名でこのジャンルを演ってる」
みたいな意見があって意外に思ってた…っていうか「けっ」って思ってたんですが(笑)、
これ聴いてちょっと納得してしまいました。ウリの泣きのギターを前面に押し出したら
こんなに素晴らしい作品が作れるというのに、わざわざシンセでそれを代用してたら
手を抜いたと思われてもしかたないのかも。私的にはあれはあれでまあ良かったですけど。
でも、ドイツの雑誌に載るならこの音を作り上げてからの方が良かったのでは…。
「このジャンルを聴くならまずはこのアルバムを聴け」みたいな特集を、ゲーム音楽のメタル
アレンジというジャンルでやるなら、まずはこのアルバムを入れたい…それ程クオリティの
高い作品。まあ、経緯を伏せて聴かせたらゲーム音楽のアレンジとは気が付かないくらい
ガチガチのメタルになってしまってますが(笑)。ちなみに、このアルバムは有名なメタル
バンドへのオマージュがかなり入ってるらしいですが…ごめんなさい、一つも分からない(笑)。
メタラー失格?(笑)



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