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WOUNDED LAND (1993年)
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WOUNDED LAND
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解説 - WOUNDED LAND
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cri0841 ★★ (2008-07-13 09:23:00)

英国のプログレハードバンドのデビュー作。1993年発表。後追いファンがついに聴きました。
日本盤はゼロコーポレーションから出たようです。ライナーは伊藤政則氏ですね。
ギターはメタルそのものだけど、ボーカルのダミアン・ウィルソンの声がソフト
なので、メロディアス・ハードのプログレ解釈と言えるかな。透明感溢れる音像。
話題になった「PARADOX」は文句なしの名曲だと思うけど、それ以外で特に目立つ
曲はなく、人によっては退屈かも・・・比較されるであろうドリームシアターや
マゼラン、シャドウギャラリーに対して明確な長所があるか?と問われると・・・。
聴くなら同じダミアンが歌ってる「Extinct Instinct」ですかね・・・。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-12-18 00:42:50)

カール・グルーム(G)率いる英国の6人組が'93年に発表したデビュー作で、国内盤は翌'94年に我らがゼロ・コーポレーションからリリースされました。
DREAM THEATERが人気赤丸急上昇中だった当時、ゼロはオランダのプログレ専門レーベルSI MUSICと提携して、それなりの数のプログレ/ポンプ・ロック系作品を発売。試しにその内の何枚かには手を出したりしてみたものですが、血気盛んなボンクラ・メタラーにはどれもイマイチ刺激に乏しく、ピンと来なかったというのが正直なところ。
そんな中にあって、ゴッド(国内盤の解説も書いている)の耳目に留まり、BURRN!!誌レビューでもそこそこの評価を得た本作は、ザクザクと刻まれるエッジの鋭いGリフ、重厚なリズム、壮麗にサウンドを彩るKey、それに独特の「潤い声」が印象的なシンガーの歌唱を駆使してダーク&ドラマティックに繰り広げられる、メタリックな緊張感と、プログレ然とした技巧やドラマとが綿密に編み上げられた音世界が結構なインパクトを放っていました。特に『POWER ROCK TODAY』で頻繁に流れていた“PARADOX”は、これ聴いてショップへ買いに向かった者がいた(←俺)というぐらいの名曲です。
インディーズ制作ゆえの音質のショボさや、全体的に雰囲気が重苦しく緩急に乏しい点は初聴時から気になっていましたが、しかし8分、10分越えの大作曲をザラに収録しながら、最後まで一定のテンションの保ち続ける演奏と曲作りのセンスは、既に新人バンドとは思えぬ安定感と貫禄が感じられます。現在では欧州において確固たる支持基盤を構築し、息の長い活動を続けているというのも大いに納得できる1枚。



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