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1. 失恋船長 ★★ (2008-04-30 04:54:00)

単身渡米し自らの力で作り上げた日本人覆面ギタリストが1986年に発表した1stソロアルバムを紹介します。渡米期間中に築き上げた人脈を活かし多彩なゲストを迎えて制作された今作は、各プレイヤーのスリリングなプレイが聴けて非常に楽しめます。フランキー・バネリ、チャック・ライトのL.A界の必殺仕事人コンビにLIONのマーク・エドワーズ、カル・スワン、アンスラックスのニール・タービン、ジョン・パーデル、更にはビリー・シーンと豪華ゲストが参加し主役のギタリストKUNIを盛り立てています。バッキングやリフに単調さを感じさせるもソロでは縦横無尽に弾き倒すと言う若さを感じさせる面はあるが彼の熱い心意気が伝わってくる、単身でアメリカでの武者修行の日々を越え辿り着いた今作の持つ意味は大きい。スマートな音作りが耳を惹く正統派のHM/HRサウンドとキメ細やかなトーンに日本人ならではの感性が垣間見えますね。



2. 火薬バカ一代 ★★ (2010-11-03 22:33:33)

上記で失恋船長さんが挙げておられる通り、LA界隈の名の知れたミュージシャン連中の協力を得て制作、'86年に発表された日本人ギタリストKUNIの1stソロ・アルバムが遂にリマスター再発。いや~、カセットテープしか持ってなかった(しかも随分前にラジカセがぶっ壊れてしまってもう聴けない)ので、この再発は嬉しい限りです。
個人的に、彼の最高傑作と考えている2nd『LOOKIN' FOR ACTION』に比べると、何の衒いもなく正統派HM道を突き進んだ内容だが、元ANTHRAXの二ール・タービン(Vo)が参加する攻撃的な疾走曲⑥や、カル・スワン(Vo)のエモーショナルな歌声が映える哀愁のHRナンバー⑧といった一部の楽曲を除くと、それ以外はやや型にハマッてしまっている印象で、粒は揃っているにも関わらず、通して聴くと然程印象に残らない点が何とも勿体ない。
それよりも、ビリー・シーン(B)や奥本亮(Key)、マーク・エドワーズ(Ds)らとKUNIが火花散るハイテンションなバトルを繰り広げる④⑤⑦、それにゲイリー・ムーアへのトリビュート・ソング(?)⑨といったインスト曲の方がずっと魅力的。KUNIもデビュー作らしく終始派手に弾き倒しており、それでいて無意味な音符の羅列にはならず、ちゃんと心を捉えるメロディを紡ぎ出す辺り、やはりこの人は優れたGプレイヤーであると再確認。①を筆頭に、彼の華を備えたGソロが始まった瞬間、パッと輝きを放ち始める楽曲は多い。
そういう意味では、実にギタリストのソロ・アルバムらしい1枚と言えるかも。



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